わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

中越地震の支援その1

2011年05月04日 | 阪神大震災、福井重油事故、中越地震の支援
2004年(平成16年)12月20日(月曜日)  信濃毎日新聞

ひと・仕事

被災地の子自然体験 検討

泰阜の山村留学NPO事務局長
辻 英之さん34歳


 下伊那郡泰阜村で子どもたちか全国から参加する山村留学「だいだらぼっち」を主催するNPO法人「グリーンウッド自然体験教育センター」の事務局長。自然体験リーダーを志す若いスタッフ十人に、年間三十回以上開く自然体験企画の立案から決算までを任せ、試行錯誤させて学ばせる。
「この若者たちが誇りを持ち安定して働けるようになって初めて、『NPO社会』が到来する」と確信している。
 教師として子どもたちにハンドボールを教えるのが夢だった。だが、十二年前の大学在学中、教育実習の帰りに好奇心で見学した泰阜村の山中で、都会の子どもたちがぼろぼろの小屋で喜々として生活していた「だいだらぼっち」の姿に衝撃を受け就職した。
当時の「大赤字」の状況を打破するため、提案したのは「国際支流」。
 ミャンマーなどから楽団を施設に呼び、子どもたちと文房具を集めて発展途上国に贈る活動を始めた。「経営は改善しなかったが、興味を持った村人たちが参加してくれるようになった」という。
 今、新たな活動として、被災地を支援する方法を模索中。新潟県中越地震で被災した長岡市をたびたび訪れ、被災地の子どもたちを泰阜村に呼び自然に頼しんでもらう企画を検討している。
「全国の人たちが連携して支援していくような形をつくりたい。自然の脅威でおびえきった子どもたちにもう一度、自然のすばらしさを知ってもらうために」。福井市出身。(終)

代表 辻だいち

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