愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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産みの苦しみ

2020-09-30 | 日記

知り合いの娘さんが初めての赤ん坊を出産した。赤ちゃんは元気だというが、娘さん(母親)はその後の出血が止まらず、一時意識不明にまで陥ったらしい。輸血とその後の止血手術で回復し、今は食事もできているそうだが、昨晩は知り合いから心配のメールが届いていた。コロナ禍の今、他県で暮らす娘の手助けに行けないと嘆いていたが、無事出産の報に続く不測の事態に近くで見守ることもできないまま、さぞかし不安だったことだろう。

 その娘は子供の頃、遥か年上の私に、下の名で呼び捨てで話しかけて来たものだ。名前の一字が私と共通で、呼び捨てで馴れ馴れしく接してくる態度にどこか親近感が感じられ、嫌いじゃなかった。自分のことを「ぼく」と言ったり、女の子扱いをされるのを嫌う素ぶりもあった彼女が母親になると聞き、赤ん坊を抱いた彼女に会うのを楽しみにしていた。昔なら失血死していたかも知れない事態を聞き、出産が女性にとって如何に大変なのかあらためて思い知らされた。まさに一世一代の大事業だ。

 最大の危機を乗り越えたと聞き、今は彼女の着実な回復を信じている。やがて元気な母親となり、小さな体格の彼女が重たい赤ん坊を抱えて得意気にやってくる日が待ち遠しい。それまで、赤ん坊ともどもに頑張れ!


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