季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

おばあちゃんのおとぎ話

2015-09-17 05:14:02 | パステルアート
 おばあちゃんっ子だった私は、よく祖母の布団にもぐりこみ、お話を聞くのが大好きだったものです。
 祖母は、その時々で昔話や、私を主人公にしての思いつの話しを語って聞かせてくれていました。
私は(幸せな時間)としての思い出はあっても、内容は殆ど忘れてしまっています。
 でも、ただ一つ、忘れられない話があります。
私が小学校低学年の頃に何度か語ってくれたお話です。

 人間はなぁ、オギャァ!と生まれてきたときに、誰もが同じように、一生に食べるものと、飲むものを背負って生まれてくるんやで。
 それと同じように、一生分の苦しみや楽しみも背負ってくる。
そやから、むやみに食べたり、飲みすぎたりしていると、
その人の一生の持ち分が途中でのうなってしまう(なくなってしまう)
そして命が尽きる。。。
 なんでも、ほどほどが大切なんや。
 
 苦しい時は(背中に背負ってる苦しみがどんどん少のうなってる。残っているのは楽しみだけや)って思えばいい
       
                
 眠りにつくときの何とも気持ちの良い祖母の声は、やがて聞こえなくなり・・・

 この話しの内容が本当に理解できたのは、もっと、もつと後になってからの事です。
(おばあちゃんのおとぎ話)は、私にとっての人生訓となりました。


   今日の絵手紙です。

 先日、やちゃんがパステルで素敵に梨を描いてらしたので、私も!と挑戦しました。
クッションが何で描かれてるのか分からず、聞くと「消しごむよ~」とのこと!
パステルにケシゴムはつきもので、毎回シコシコと消しているのに気付かなかった(^^ゞ
やちゃん ありがとう~

 いつもは、発色を良くするため、ケント紙を使いますが、
梨のゴツゴツ感が少しでも出るのでは?と画用紙ハガキ、粗めを使いました。

 (20世紀)とにらめっこしながら描きました。
     
 少し、茶系を加えると(豊水)になりました^^
 (スキャンすると、あまり変わらない(^^ゞ)