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ねがうこと、ゆだねること

スライドライブ[写真家 山谷佑介 ×アートコレクター 宮津大輔] 

2014-06-19 | photo
OPEN SHOW TOKYOを開催したんだけど、今回もかなり
面白かった。写真家 山谷佑介さんをお招きして、サラリー
マン・現代アートコレクター 宮津大輔さんに対談役をお願
いしたんだけど、ぶっちゃけトーク満載でw

山谷さんは素をどんどんさらすタイプ。お姉さんがいる、弟
タイプの典型だって思ったけど、写真家としてのスタイルを
生みだす資質の一つって思う。

かたや宮津さんが、年齢的にも上ってこともあるけど、兄
貴のようなつっこみと、まとめ方で濃いライブになる。



彼の写真家としての立ち位置は簡潔には言えないけど、フ
ランスのシュルリアリズムやドイツ表現主義がベースとか。

東松照明さんとの出会いによってストレート写真に目覚め、
70年代に活躍した日本の写真家へのリスペクトをもちつつ、
アンダーグランド・コミニティを撮りたい・・といったら
乱暴すぎか。



2冊の写真集や数冊になったZINEの写真をスライドで見せて
たけど、ZINEもいい。1冊目の"Tsu gi no yoru e”のことは
ここに書いたけど、2冊目"ground "ほんといいなぁ、独創
性にあふれてて。




彼が遊んでいるライブ、クラブ、アングラカルチャーの香り
というか臭いがいい。それは今回紹介しはったZINEにも溢
れてる;

2011年~2013年の間にタイ・バンコクで撮ったパンクカル
チャー をまとめたZINE『yumemiru koro-wo sugitemo』。
日本のパンクがおっさんなのに、バンコクは若くでエネル
ギッシュだそうだ。パンクカルチャーの洗礼が最近だから。



欧米のパンクス、アナーキスト、アーティストにとって生活
スタイルとなっているスクワット、というカルチャーのこと
も教わる。

ロンドンに撮りに行ったけど、ロンドンオリンピックの影響
で一掃されてて(東京もつまんなくなることもあるかもね)、
ミラノで滞在できたそうだ。それをまとめたのが『goin'home』



会場にお客として参加くださった、キュレイターの荻野章太
さん
、今回の開催に尽力下さったYUKA TSURUNO GALLERY
鶴野ゆかさんへも宮津さんがマイクを向けたら、簡潔に答え
て下さり、対談が立体的になる。

おかげで、2013年6月にNADiff a/p/a/r/t 、2014年2月にPOST、
YUKA TSURUNO GALLERYで立て続けに個展が開催した経緯も
ちょっとわかる。

写真評論家、写真家、写真好き、山谷さんの新妻、仲間など多士
済々が参加。二次会も盛り上がる。

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