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ねがうこと、ゆだねること

「空想の森の音楽祭」初日

2012-04-29 | art
今日明日はロバハウスで「空想音楽会」
おかげで4回とも完売。ありがとうございました。
多くの親子で賑わっていた。

前日に多くの申込みをいただいたのね。
前もっての予約という行動パターンが
以前より、スパンが短くなってる感じ。

今日明日と若い3人をゲストに招いて、
ロバの音楽座とセッションしたり、
ソロでやってもらったり。

明日もあるから、まずは3人の内の2人を
とりあげたい。空想パイプオルガン師
藤田陽介さんと曲芸師 天野耕太さんの
コトから。

藤田陽介さんは
がらくたや空想楽器を演奏。
てっきりいろいろ作ってはるのかと
思うと、2~3しかないと言うので驚く。



パイプオルガンの親戚に当たる、手風琴で動く
ポルタティフオルガンより大きく、動力で動く
ポジティーブオルガン小さめの楽器を考案しはった
のみならず自ら作成とは!

楽器以外にはどんなものを作ってるのか
お聞きすると、なんかオブジェでもと薄々
期待すると見事に破られる。他には作っていない!

間近でみると高い素材は使ってないどころか
百均の胡椒入れや塩入れなんかも使ってはる。



天才曲芸師 天野耕太さんは以前ヒネモスとの
共演(2007年7月)以来の再登場。丸い筒の
上に板を乗せた上にのるバランス芸っていう
のかな、観客のみならずボクもはらはら。

次第にその丸い筒を重ねて高くしていくん
やから・・ロバの音楽座の演奏が緊張を
高める。子ども達がキャーキャー喜び、
なかには「こっちには落ちないでね」
なんて言って会場は爆笑に包まれる。



13歳でスペインのベンポスタサーカス団に
入ったというのは覚えていたけど、なんと
ジャグラーや手品もやったことがなくって
いきなり、入りたいって直談判したそうだ!

それもベンポスタサーカス団が平和を普及させ
ようっていうビジョンに心がうたれたそうだ。
おじいちゃんが広島で被爆し、かれは3世。
今回の震災や原発事故からも新しい人生を切り
開く若者も数多くうまれている。

とはいえ、団長もその熱意はすばらしいけど、
3ヶ月経ってまだ本気だったら手紙をください、
といって一旦別れたそうだ。

かれはスペイン語だって初めて!辞書をひきひき、
手紙をおくり、入団を認められる。

若者たちに教えられるというか、脱帽。

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