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ねがうこと、ゆだねること

エバレット・ブラウン湿板光画展 in 三溪園

2015-03-06 | photo
エバレット・ブラウンさんは湿板写真展を精力的に
開いている。去年見に行った限りだけど「日本の面
影展」
、「「壱分ノ壱展」とあって、今年は横浜三
溪園




彼が湿板写真という江戸末期の撮影方法で撮りたい
日本がきっとたくさんあるんだろうけど、この撮影
は時間がかかるから、epa通信社日本支局長を辞め
はったことが撮影に拍車がかかってる気がする。

撮影して、その場で現像。1時間は優にかかるので
は。三渓園を撮りはったものを、三渓園で展示して
いるから臨場感が高い。10数点。



写真を確認しに、現場に行くことが可能だから。と
いっても入れないところも多いw 三渓園内を自由に
撮ってよかったそうだ。

いつの時代なんだろう。三渓園が作られ、建物が移
築されたのは明治期だけど、江戸より昔からの建物
もある。そんな古い建物を古い撮影法で撮る。

時間の感覚が不思議になる。写真はある意味永遠の
記録だ。人も建物も有限なのに、無限のような錯覚
になる。写真には人が写されてないからなおさらだ。



三渓園内は梅の季節。まだまだ咲いていない木も多
い。スタッフに伺うと、奥のエリアが見頃とのこと。

エバレットさんの写真はこの冬撮ったものが多いそう
だ。違う季節の三渓園を次回見てみたい。3/9まで。
写真はこちらから。