やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

岡山の大手饅頭と倉敷の藤戸饅頭

2012-12-13 | 
岡山では有名なお菓子ですよ、と大手饅頭をいただく。
岡山といえば吉備団子だけど、知らなかった。酒粕と
小麦粉でてきた薄皮でこしあんを包んで球状にし、蒸し
たもの。酒の香りがして、そんなに甘くなくって美味しく
いただく。



なんで大手饅頭っていうだろう?将棋の大手だろうか、
大手町って中心街が岡山にもあるんだろうか・・って
思ったので、お茶しながらwikiをあたる。

1837年に誕生した。当時の店が岡山城大手門のそばに
あったことから、時の岡山藩主池田斉敏により「大手
まんぢゅう」と名づけられた。

とのこと。大手門か、そう言われればそうだと思う。

岡山出身の小説家、内田百間の大好物であり、夢にまで
見るほど好きだったことでも知られる。

へぇ、百間さんも好きだったんだ。それ以上に岡山出身とは
知らなかった。岡山にある旭川の緊急放水路である百間川から
名付けたそうだ。

隣の倉敷市にはほぼ同じ形態の「藤戸饅頭」がある。(中略)
大手まんぢゅうよりも長い歴史がある。包み紙を外せば両者の
見分けは付きにくいため、この状態でどちらと呼ぶかで岡山市
の者か倉敷市の者かが分かるという。


ほんとだ、見比べた写真がここに載ってたけど、見分けが
つかないなぁ。「藤戸饅頭」は鮮度にこだわって日持ちが
2~3日しかないらしい。お土産に県外にもっていくには、
「大手饅頭」が適しているから、そちらの方が有名だとか。


左が「藤戸饅頭」、右が「大手饅頭」

ボクはどっちも知らなかったから、なんか面白く感じた。