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やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

ナムコワンダーエッグ

2009-10-22 | エンタメ
昔二子玉川にあった
ナムコワンダーエッグって
わかるかなぁ?

打合せで話題になったんだけど
若い人は知らなかった。

2000年ころまでやっていた
ナムコ初の屋外型テーマパーク。

行った記憶がかすかに残ってる程度で、
どんなアトラクションがあったか
さだかでない。

期間限定の土地利用だったんだね。
終了後チームは池袋ナンジャタウン、
フードテーマパークへと軸足を
移していった。



まだ街に興味がそんなに無かった頃、
二子玉川というちょっと不便なところで
よくこんなのやったなぁって思ったくらい。

片や高島屋がモータリゼーションを
見込んで開発をすすめ大成功してたとは
興味がなかった頃。



ワンダーエッグに行ったのは夜で、
きっと仕事の後行ったんだろう。

ディズニーランドのような派手さや
フィクション性はないんだけど、
親切で一生懸命な印象がある。

結婚式もやってたって発言がある。
西村知美さんはここで挙げたそうだ。

妻夫木聡さんもここでデビューしたんだとか。
ホリプロ、アミューズとかと
タイアップして作ったゲームに勝ち残ったんだ。

横浜開港博Y150がコケた理由

2009-09-26 | エンタメ
横浜開港博Y150が明日で閉幕するらしいけど、
入場者見込みを大幅に下回るらしい。

見込みが甘かったといえばそれまでだけど、
有料イベントでの入場料収入が少ないのは痛かろう。

主催の財団法人「横浜開港百五十周年協会」の
見込みでは、入場料が45億円、企業協賛金が20億円、
市からの補助金は82億円で。総事業費約150億円。

入場料2500円が内容から見て高いって声は
ちょっとネットをみればあちこちにでている。

結果論だけど事業費100億円にして、
無料イベントにしておいた方が気楽で楽しかったのでは?

中華街やホテルなど周辺施設は潤ったって好評なんだし。
年間5000万人の観光客をあてにするより、感謝の気持ちですって
無料で楽しませちゃう。



入場者目標500万人というのも一人歩きしたみたいだし、
そのわりには面白いって声が聞こえてこなかったもんな。

僕らの回りはターゲットではないからそもそも
行った人があまりいないし、横浜の連中も行ってない。



動く巨大蜘蛛って映像でみたけど、あれが目玉じゃ後がしれてる
って思ったね。演出があんまりされてないから勿体ない。

BATONというアニメも20分ずつ3回の小出しで
3回行かなきゃ全部解らないって、ちょっとせこい。

営業時間がなぜか毎日22時まであるので、
相当負荷がかかったよう。

人気が沸騰してたら延長するのはわけないかったろうに。
おまけに会期も191日間と長いから人件費比率も高かったと聞く。

市民参加型の香りがしないし、世界の客への視線も感じられないし、
おおわくの設計自体が古いの上、愛情も感じられない。

富士Qハイランド

2009-09-21 | エンタメ
視察がてら富士Qハイランドへ。

連休も3日目だというのに中央高速も
まだまだ下りが渋滞している。
渋滞が少なくなった頃を見計らって、
14時半過ぎに車で出発。



富士急ハイランドのライド群が
高速道路から見えてきたあたりに
「富士箱根伊豆国立公園エリア」
を示す看板があった。

しかし高速道路をおりて
あたりを車で回ったんだけど、
国立公園って感じは薄い。

ジェットコースターが歓声とともに
行き交う遊園地周辺には、郊外で
ありがちなロードサイド店舗の集積が
見られた。



富士急ハイランドは富士急電鉄の
レジャーサービス部門の中核で、
鉄道部門よりサイズが大きい。
この不況&デフレ時代に増収増益のようだ。

久しぶりに園内に行くと、大型アトラクションが
増えていてかなり敷地もめいっぱいになりつつ
ある感じ。

そういった大型ものの設計はスイスの会社なんだけど、
フジヤマ、ええじゃないか、鉄骨番長など
デザインやネーミングなど日本風が増えている。

お土産物もそれに呼応した面白そうなパッケージ
デザインものに人気があるようだ。



テーマパークの域は狙ってはおらず、
あくまで遊園地。「ディズニーほどの
本気度はないな」と語っているカップルの
声を耳にしたけど、分を知ってはると思った。

ところが夜になると、イルミネーションが
なかなか上手いのには驚ろいた。
テーマパークレベルと言っても
いいかもしれない。

イルミネーションは投資もそんなに
かからないから、これもうまいと思う。

写真スポット満載で、みな嬉々として
写真を撮りあっている。

通常は18時閉園だから延長開園のときは
狙い目かも。

TDLのクラブ33

2009-09-08 | エンタメ
東京ディズニーランドには
1983年開園当初より何度も行き、
バックヤードも地下通路も行ったけれど、
唯一クラブ33という会員制レストランは
未体験だった。

スポンサー企業を初めとした
会員制レストランでアメリカのディズニーランドにある
同様の仕組みを開園当初から持ち込んだ。
アメリカではメンバーになるのは約14年待ちとか。



それが昨日中国人の一行と視察で
ディズニーランドへ行き、初めて
クラブ33へ行くことができた。

入るまでが楽しみの最高潮。
エントランスの前はとても人通りの
多いところというロケーションにやられたなぁ。
何度も前を通ってるやん。



入ってしまえば、いまやディズニーのホテルが
あるので特筆すべきものはないけど、
ちょっとホーンテッドマンションの
エントランスと似た設計。

ホテル開業前は希少性が高く、
メンバーの満足度はどれほどのものか
想像をこえる。

プロジェクトのスタートをこの特別な場所で
乾杯できたのは感慨深い。

猫たちと花火をみる?

2009-07-26 | エンタメ
昨夜は立川の昭和記念公園花火大会。

心配された雨も午後からは晴れ渡り、
浴衣姿の女性をたくさん見かける。

都心の花火大会と違うのは、国営公園の
豊かな森の上空にあがるので、人工物が
見えないのがいい。芝生に寝転がって見れるしね。

自宅の屋根に設置した小さな見晴台からも
眺めることができるので、今年はそこから
見ることにした。



去年は近所の仲間を呼んで、やはり見晴台
から飲み食いしながら花火を見ようとした。

ところが花火開始を乾杯しながら祝った途端、
大雨が降ってきて、撤退した。

女性陣はさっさと降りたんだけど、
最後まで粘っててたのが男性Tさん。

ずぶ濡れになって降りてきたのも
遙か昔に感じられる。



見晴台で準備をしていると、強風に苦労する。

そこへ猫たちが上りたがるので、花火を
猫たちと見るのはオツかもと思う。

身体バンドを胴体に巻き付け、
見晴台にあげてやるが、付属のひもを
離さないようにする。



花火が始まったけど、猫は暴れるは、風は吹くは、
焼き鳥がゴザで転がるは、でもビールは
飲みたいで大騒ぎ。

だいたい猫は花火なんか見てやしない。
身体バンドも花火の音も苦手らしくって、
猫と一緒に花火を見るところではない。

猫たちをあきらめて階下に下ろすと、
さっさと下まで降りていった。



オリンピック招致花火という新作も
あがったけど、空高く上がる大玉が
少なかったような気もした。

強風のせいで、高さを競う花火を減らしたのか、
公園に見にくる人たちのための
低空花火を多くする演出なのか、
はたまた予算が削減されたのか。

そんな世俗のことはボンヤリしながら、
あがる花火の光と音を浴びていた。

『ジブリ汗まみれ』のDVD化

2009-06-15 | エンタメ
TOKYOFMで日曜日PM11:00~11:30に
放送されている『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』
をDVD化しました、という連絡がディレクターの
服部准さんからあった。

服部さんとはTOKYOFMでの『style』という
番組企画で2年くらいご一緒した方。

鈴木敏夫さんがいろんな方々(おもに仲間)と
ゆるい感じで雑談している・・普段のままを
感じさせる演出の番組。

DVDを開封して驚いた点が三つ;

1,のべ40数時間という長大作品

番組が始まった2007年10月以来の
膨大な録音素材をDVD用に再編集してるんだけど、
入れも入れたり40数時間!

音楽は各54章に1曲位は入ってるので、
それだけでもお得(?)

まだ最初の8章分くらいを聴いただけだけど、
映像は静止画が申し訳程度入っているだけで、
DVDというよりCDだな、これは。

2,でもpodcastで無料で聴ける

podcastの配信もあって、放送開始からの
番組を聞けるんだけど、
そっちはラジオ番組の再現に近い。
(みんな聞き比べたわけではないけど)

DVDの方が尺にこだわらず、
じっくり編集しているから面白そうだし、
音楽が入っている分は楽しいけど、
そうは言っても無料に勝てるかなぁ。

podcastがある間はそんなに売れそうにない?

3,鈴木さんの語り口調

『映画道楽』(ぴあ刊)でどんな方かの
イメージはあったんだけど、語りの
面白さは聞かなきゃわかんない。

『ラセターさん、ありがとう』という
『千と千尋の神隠し』のアメリカ公開の
メイキングDVDでも鈴木さんは登場するけど、
影が薄かった。

それが本番組では縦横無尽に語っていく。

とくに徳間書店からのメディアージュ創刊や
ジブリ創設のあたりは絶品。

ともに亡くなった徳間康快さん(徳間書店創始者)、
尾形英夫さん(メディアージュの初代編集長)
とのやりとり、高畑勲さん宮崎駿さんとの出会いと
映画作りへの挑戦、ジブリ創設・・
そういった方々の口調や雰囲気の再現がうまい。



そういった驚きとは別に、
服部准さんらしい番組の作り方が
懐かしくって、楽しいなぁって思う。

曲の選定、ナレーションのかぶせ方、入りかた、
どんな場所でも収録場にしてしまう無茶ぶり。。
鈴木さんも楽しんでる筈。

マンガ『竹光侍』松本大洋

2009-05-24 | エンタメ
『ピンポン』『鉄コン筋クリート』などの
松本大洋のファンなんだけど、
最新作の『竹光侍』はめっぽう面白い。
最新刊の第六巻まで一気に読む。

江戸モノだから松本大洋って一見わからない。
しかしコマ割や視点の自由奔放さは松本そのもの。

人の表情や動きがとても印象的で、
物の見方を変えるという意味では
現代アートのようでもある。

建物や風景など時代考証にくわえて、
実験的要素と説得力と美しさが
全編をおおっている。

たとえば柱だって太かったり、細かったり。
セットのような効果をだしたり、遠近感を
守ったり崩したり・・自由無尽。



筋の面白さは原作の永福一成に負うのだろうと
思って誰だか調べて驚いた。

wikipediaによれば彼は松本大洋のアシスタント。
他にも、編集家&ライターの異才竹熊健太郎と組んで、
『チャイルド★プラネット』というマンガを描いている
(竹熊の戦後サブカル偉人伝『篦棒な人々』も傑作だけど、
また別の機会に)。

その永福は原作初挑戦。
松本大洋も初時代劇。
準備時間の長さを感じる。