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やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

蚊の効用

2011-06-10 | からだ
『イギリスのおばあちゃんの知恵袋』って
いう本がFIGARO BOOKSから出版されている。

副題が「手間をかけずに、気持ちのいい
生活を」とあるように昔の人の知恵が
数多く書かれている。



料理や掃除といった家事のコトに加え、
家族や友達との付き合い方っていう
コミニケーションのヒントも多い。

著者のリーさんによれば、今の
おばあちゃんは20世紀のおばあちゃんと
違っておしゃれで活発だと。仕事も友達
づきあいも孫の面倒も。。



その中で、膝を打ったのが
蚊にさされない方法の項目で、
蚊除けをするのではなく、
ビタミンB1をたくさん摂りなさいと。

勝手に言い換えると、
蚊に刺されるのはビタミンB1が
足りなくなっているというサインやと。

体温の影響とか蚊にさされる
要因っていろいろあるんだろうけど、
B1不足かもって、考えるのはアリだ。
敬虔な仏教徒ならば感謝するトコロかも。
刺していただいて・・



本著によれば、全粒粉、オーツ麦、
玄米、ナッツ類、乳製品、赤身の肉に
ビタミンB1は多く含まれているそうだ。
ビタミン剤も勧めてる。

オーツ麦っていうところがイギリスやね。
日本のおばあちゃんなら、さしずめ
たらこ、うなぎなどが入るとこかも。

谷川俊太郎&加藤俊朗 『呼吸の本』

2011-06-02 | からだ
先だっての子供の日にコンサート
お越しくださった谷川俊太郎さんに
お元気の秘訣をお聞きしたのね。

ほんまお世辞抜きで、去年よりも
ますますお元気やから。あんなに
お忙しそうなのに。

一つがもう10年続けている呼吸法が
いいよと。去年それが本としてでた
よって教えてくださったので読んでみた;

谷川俊太郎&加藤俊朗共著 『呼吸の本』



加藤俊朗さんは厚生労働省認定の
ヘルスケアトレーナーで呼吸法の
レッスンを全国各地で開催してはる。

呼吸のレッスンCD(約50分)が
付いているので早速やってみる。

加藤さんのレッスンを仙台の
曹洞宗輪王寺で谷川さんが
受けるというもの。
清々しい空気感が風音とともに
つたわってくる。



禅の瞑想の一つに近いなと思っていたら
ブッダの呼吸法だという。

本の方は呼吸のことを軸に、意識のこと、
魂のこと、宇宙のこと・・谷川さんが問いを
投げかけて、加藤さんが答えていく。。

吸うことよりも吐くことを重視する呼吸メソッドに
対して、谷川さんが「吐くと、なんだかせっかく
吸った宇宙のエネルギーを捨ててしまうような
気がしますという」問いかけにうんうん頷くと、
加藤さんが返事する;

「吐くということは、出すことです。
 出したものしか入ってこない。
 人間は我(エゴ)を捨てるのが
 この世(地球)での修行です。」
という考えもブッダに近いのでは。

ブッダの呼吸法によって、こころを
もうちょっと浄化できたらなぁ、そして
宇宙とつながる様な意識が持てればなぁと思う。

歯垢の除去

2011-04-22 | からだ
虫歯治療に通院始めたんだけど、
最新の設備なのか、ほとんど
削らないから痛みも少ない。

虫歯部分はピンセットかドリルで除去。
埋めた後で、ドライヤーのヒーター
みたいなもので温めると、
あっという間に固まる。

虫歯なんて久しぶりだから、
技術の進化なのか、腕なのか。

それなのにちょっとした痛みさえ
避けようと、歯や顎の位置をかえようと
もがくのが情けないって思ったのね。

それからは、身体の力が抜け、
先生にゆだねられるようになる。



虫歯治療の次が歯垢の除去。
長年の歯垢が歯周ポケットに
溜まっているとのこと。


歯茎と歯の間の歯周ポットに歯垢が溜まる

昔は血だらけになった気がする。
それが2万回転/秒の超音波でまず取り除き、
奥深い歯垢は手で除去してもらったんだけど、
血は出ない、さすが。

歯垢って下顎の歯には溜まるけど、
上にはほとんど付かないことを知る。

言われてみればそうなんだけど、
唾液は下顎にあって、四六時中
浸されているからね。

最後はこれでクリーニング

磨き方も、きちんと教わる。
今までは歯間の磨き方が足りて
ないって痛感する。


このスポット磨き歯ブラシや
デンタルフロスも毎日1回した
方がいいらしい。使い方も教わる。
歯も大事にしなくっちゃ。

血量 4723cc

2010-11-28 | からだ
有楽町の献血ルームに行ったら改装してた。
シンプルモダンで新しいビジネスホテル
のような受付ラウンジ。


10月6日の改装っていうか、正確には
ビルの同一フロアでの引越しだそうだ。
もとあった場所にいって、無いって
思う人もいるらしい。
今度は有楽町駅側だから鉄道風景が
眺められる。




受付を済ませて中の献血コーナーの
方へ行くと、広々と広がる贅沢な空間。
1.7倍の広さになったそうだ。

儲かっている審美歯科って感じ。
もっといいデザインにすればなぁ思うけど、
病院だからこんなもんなのか。

聞けば、秋葉原の献血ルームは、
近未来的だそうだ。次回の改装場所は
和風でいってはいかが?



1年前の献血で初めてNGを食らって
ショックだったけど、奇しくも丁度
11月27日やった。今回は楽勝でOKがでる。

ふと、自分の血液量をお聞きすると
4723ccと教えていただく。7が入ってて
ちょっとハッピーな感じ。

湯たんぽの効用

2009-12-21 | からだ
持病の一つが十二指腸潰瘍。
発症しやすいのが年末年始で、
お酒を飲む機会が多いからやと思っていた。

潰瘍になっても、そんなに重いわけではなく
市販薬もよくなったので、そんなのを服用して
ればじきに治っていた。



ところが3年前、あまりの痛みに薬局に
かけこんだら、医者に行けと勧められてしまう。

観念して診断してもらうと、案の状胃カメラを
飲まされたのね。

20年ぶりの胃カメラで、これが嫌だから
医者に行かなかったようなもんで。

処方いだだいた薬で治ったけど、
もうひとつの成果は潰瘍の原因とも
言われるピロリ菌がいないってわかったこと。



それから、ちゃんと十二指腸潰瘍に
向き合っていくと、免疫学の安保徹教授が
潰瘍は薬をやめて湯たんぽにしなさいって
のたまうてはった。

冷え性でもないので、湯たんぽなんか
縁がないと思ったら、これがなかなかよくって、
潰瘍がすぐ引いていくんだな、これが!



それから3年、冬になると湯たんぽが欠かせない。
昨夜も就寝前は十二指腸が少々しくしくしてたけど、
ぐっすり眠れたし、朝には快調になっている。

おかげで薬を飲むことも皆無だ。

献血で初NG

2009-11-27 | からだ
献血を毎年しだして5年目。
献血をよくする人からすればまだ
そんな回数かと言われそうなんだけど。

当時献血に関して有楽町の交通会館の
献血ルームに取材をしたのね。

お年寄りの需要が多いってことや、
血小板は4日間しかもたないってことなど、
教わって以来、年に1回位するようになった。

その後人工血小板の開発に成功したという
ドクターにお会いしたこともあったなぁ・・
うまく実用化されているといい。



それが今回初めてNGを食らって、
献血ができなかった。

問診の後、血液検査があるんだけど
ヘモグロビンの量が足らなかったそうで、
通常男性では13.0~16.6g/dlのところ
12.8だったのね。

ちょっと足りないから、
健康に注意しましょうねとか言われながら
血を採られるのかと思ったら、
「基準値にないからすみません、採決できません。
別に健康ではないってことではないですから。」
と看護士に言われる。

そういわれても、献血もできないって
あんた身体悪いんとちゃうの?

「鉄分がちょっと不足気味なので、
そういったものを食べましょうね」
彼女はチラシで説明してくれる。



最近忙しかったし、食事も不規則だったから
鉄分がいっぱい身体にとられちゃったのかなぁ。

ここまで来て、献血できないのも
悔しいなぁと思いながら帰り支度をした。

噛み合わせが示す健康状態

2009-08-09 | からだ
そめじ歯科での噛み合わせ調整も3回目。
かなりしっくりするようになってきた。

あちこちの歯を少しずつ削って
噛み合わせのバランスをとっていく。



1週間前に削ったところが、
またバランスを崩して、歯と歯が
「あたる」ように戻ってしまう箇所が
あったらしい。

でも、それは歯がそして身体が
自己回復しようとする免疫力の
表れと教わって驚く。



ドクターは一種のコーチ役で、
噛み合わせがよくなるような環境を提供する
にすぎない、と。

その新しい環境にあわせて、
早い人では3日くらいで噛み合わせが
改善していくが、遅い人は
2ヶ月経ってもあまり変わらない。

患者の噛み合わせの状態や変化の度合いで、
身体の健康状態がわかると言われる。

健康状態にあわせて、
削る歯の量(微々たるものだけど)を
変えていくらしい。



歯やアゴはとても柔らかいもので、
身体のバランスをとるために、
柔軟に変化するものだというのが
そめじ先生の持論で、とっても納得。

弥生人の歯並び

2009-08-03 | からだ
そめじ歯科に噛み合わせの調整の
ために通院することに。

前回調整をしていただいて2年がたち、
ちょっと悪くなってきた。

歯並びの調整のすすめは以前書いたけど、
2年に一度位診てもらっている。

まだ2回の診療なんだけど、かなりの改善。
バランスをみながら歯を削ったり磨いたり
していただく。

研磨ごとにうがいをするけど
歯を削った粉塵は舌でも感じない。

ほんのわずかに削るだけのようだ。
微妙なバランスをはかるのが彼の腕前。



そめじ歯科に行き始めたのは、10年前。

別の歯科で親知らずを2本抜歯した時、
噛み合わせが悪くなった。それを伝えても、
そんなものだと取り合ってくれなかった。

仲間の紹介でそめじさんで歯を診てもらったら、
開口一番、「これは山口県の遺跡で見つかった
弥生人の歯とよく似てる」と言われて驚いた。

ぼくの先祖は代々山口県なんだけど、
戸籍は移しているから先生にはわからない。

「今はミュージアムかなにかになってるね」
縄文文化の方が好きだったから、
自分が弥生人とわかって、ちょっとがっかりした。

普通のインフルエンザ

2009-05-21 | からだ
厚労省の桝添大臣が
新型インフルエンザに対して
「季節性と変わらず」と、
通常のインフルエンザ対応に
切り替える方針がでたらしい。

遅いけど英断かも、って思う。
それは昨夜、産婦人科のドクターを
ごはんを食べていて納得してたから。

曰く、今回のインフルエンザは普通に
対応すればよろしいと。
過剰な対応は無意味。

・成人以上がかからんのは免疫があるから
  今までの免疫が効くってコト
・マスクするほどではない
  マスクの有効性は欧米ではさほどでないし
・WHOの発表は途上国向け


いつまでも話題にするのは
大人げない気がしてきた。
インフルエンザを気にせず、
元気に楽しくいきましょ。

ウィルスが伝播する過程が
みえたのは面白かった。