イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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ディフェンスの欠陥

2014-08-17 08:59:00 | イーグルス
 プレシーズンゲームの第2週@NE戦は35-42で負けて2連敗となりました。前半終了くらいまでファーストチーム使うかと予想していたのですが、早い段階で入れ替える事になりました。


 ターンオーバーやリターンTDなどでオフェンスとディフェンスのプレイタイムに大きな差が出来ました。パス一回投げただけでファンブルロスト、次のオフェンスが回ってくるまでにNE側のファーストチームオフェンスが下がってしまいました。


 まずは、ディフェンス側から

1 Billy Davisの本質に問題あり

 どのコーチにもそう言うところはあるのですが、2013シーズン中盤以降システム修正して良くなった所を全部ダメだった時の序盤の頃に戻しています。つまり、去年ダメだった時のシステムがDavisの理想系なのでしょう。

 何がダメなのか。真っ先に思いつくのが3-4ディフェンスのキーマンROLBの使い方です。
 Trent ColeにしてもConnor BarwinにしてもLTの前にセットしてQBに襲い掛かるでもなく、プレイが始まってランかパスかを見極めてから動き出すように指示しています。
 いつもOLやTEに先手を許し、その後に必死にリカバーしようともがくColeなんか見たくありません。そしてサードダウンでは外を回るだけの単調なパスラッシュorサードダウンでもギャップ管理+コンテインを優先した押し込むだけで抜けないパスラッシュ。これでは相手QBは自由にパスを投げるのも当然です。
 BarwinとColeを右サイドに集めるDavis就任時に騒がれたプレデターセット。これって4-3のDEにCole,WLBにBarwinで2人同時にブリッツのはずだったのですけれど。3-4のDEに入ったColeはOLと相撲を取るだけでQBに襲い掛かる雰囲気すら有りませんでした。
 そりゃあ、パスラッシュが仕事の3-4ROLBでもカバーに下がる事もあれば、ランディフェンスを優先する事も有るでしょう。でも、ランディフェンスのギャップコントロールを最優先し続けるROLBなんてアホらしいです。逆サイドのOLBやDLに余程強力なパスラッシャーが居れば別ですが、そう言うわけでもない現状でROLBをQBに向かわせない。
 ランをしっかり止めてパスラッシュも掛ける、理想主義者なのかもしれませんが、そんな超人的活躍はColeでもBarwinでもMarcus Smithでも出来るはずがありません。


2 SSの位置付け

 これも、CBとSの4人はパスカバー優先でDLとLBでランは止める。Davis就任時のコンセプトとして記者会見で大々的に公表されました。
 が、3-4のSSはLBのようにランストップに使わないと無理。と言う定説どおりにランディフェンスが崩壊し、2013シーズン後半からは8人BOX+CBとFSのスリーディープシステムに変更して立て直しました。
 ここもSSとFSが平行に位置する旧来の形に戻しています。CBとして1巡指名を受けたMalcolm JenkinsをFSに据えたのはカバー能力を買ったものと考えていました。3-4のスリーディープFSはインサイドに入り込むWRのマンカバー能力が必要になりますから。
 しかし、SSとFSは右か左かだけで役割に違いは無い。とするDavisのシステムに戻した事でILBをピックされた時に一人足りない場面を何度も見る事になりました。Nate Allen,Earl WolffはSS/FS両方出来るタイプですからSSとFSは左右でも良いのですが、片方は上がり目にしてSSとFSの役割を固定しない8人BOX+スリーディープに戻すべきでしょう。
 SSが上がる>ランディフェンスが安定する>OLBがブリッツに入る>パスディフェンスも安定。これが後半ディフェンスが立ち直った形のはずです。


3 今のままでやるならColeは要らない

 ランパスを見極めてから動き出す現行システムで常に半歩動き出しで遅れるOLB。DLは対面と互角の立会いをしているのに、本来QBに突進しても良いOLBが様子を見て1対1の組み合いで良い位置を取られ続けています。
 その際にColeとBarwinを比べると、Coleは一度立ち遅れると簡単に押し潰されるのに対し、Barwinは苦戦しながらも位置をキープしています。NE側がセカンドチームに移行するのが早かったので、Barwinが右に回った時のOLが入れ替わっていたのかもしれませんが、立会いで負けたときの粘りでBarwinの方が上に見えました。
 Coleは4-3DEでプレイ開始と同時に出足の良さでLTを下から持ち上げにいくプレイで100ポンド差が有っても押していく技術が有りました。それをシステム的な縛りで失ってしまっています。ランパス両面をプレイが始まってから判断して動くシステムならばColeは使うべきではない。かもしれません

 ホールディングなどの反則ですが、触ったら反則ならばバスケのようにオフェンスチャージングも取りなさい。と言う感じですね。
 現行の判断で反則を取るのであれば、突っかけ続ければ良い事になってしまいます。開幕までに審判団の首脳は判断基準を考え直すのではないかと予想します。



 次はオフェンスです

1 オフェンシブラインの安定

 サックも有りましたが、CHI戦に比べれば格段の進歩です。よく考えればCHIにはFAでJared Allenが移籍していますし、Jason Petersが1対1で負けたのは互角のタレントだったからかもしれません。
 Lane Johnsonが出場停止の間RTに入るAllen Barbreはスターターだとちょっと厳しいかなあ。と言うプレイが有ります。運動能力に限界が有るのがこれまでバックアップ生活をしてきた一因でしょう。Laneが良い状態でRTに戻ってきてBarbreが6番目のOLに居るのがチームにとってベストの布陣です。
 Todd Herremansだけが去年より良く見えます。怪我が治ってきているのか、ベテランながらLaneが帰ってきたらBarbreにポジションを奪われるかもしれないと言う危機感なのか、10年選手にしては仕上がりが早いです。


2 TE陣の好調

 Brent Celekはミドルパスの受けてとして、また、ランブロッカーとして良い働きを見せました。Zach ErtzもレシーブTEとしてLBならスピード、DBなら高さでミスマッチを作る入団当時の期待に沿う進化を続けています。
 Ertzもブロック力に問題は有りますが、総合的能力としてはスターターで十分にやれるでしょう。この2人が非常に高いレベルで競争をしているのはTE陣として素晴らしい事です。
 WRのスターター2枚が怪我で居ませんし、3WRよりは2TEをもっと使うべきでしょう。まあ、この2人はプレシーズンで試す必要が無い。と言う事かもしれません。


 ファーストチームに関しては目に付いたのはこんな所です。Nick FolesはOLが守れば仕事をするのは特筆する事でもないですし、Jordan Matthews大活躍は殴り合い展開のセカンドチーム以降です。

 CBは怪我人続出で仕方が無いですし、WRもぼろぼろなので評価は来週にします。しかし、フルメンバー揃っていて結果が出ないパスラッシュとSの位置を含めたランストップは大問題です。
 試しているのか本気でやって結果が出ないのか、修正するのか理想を追うのか。来週のファーストチームディフェンスがこのままだとシーズン前半はまたもたつくでしょうね・・・

うちにも狭いゴールポスト立てよう

2014-08-14 09:47:00 | イーグルス
 NEとの合同練習が2日有り、今日は合同でウオームアップ後は別々に練習、日本時間土曜日朝8時30分からの@NE戦に向かいます。


 Jeremy Maclinは膝の怪我でキャンプ序盤休みがちでした、@CHI戦には出場していましたがNEとの練習中にハムを痛めて練習を休んでいます。
 去年のACLから復帰中なのですが、春のキャンプから膝は大丈夫と言い続けてきました。時期的にもシーズン中ではなくキャンプでの怪我だったので丸1年有りましたから大丈夫なのかと考えていましたけれど、やはり1年のブランクは簡単には埋まらないようです。
 NEとの練習には出ていましたから、膝の状態は悪くないのでしょう、今回のハムの怪我はMRIなどを行っていないのでどの程度か分かりません。Maclinは重症ではないと言っているようですしから開幕に間に合ってくれるはずです。


 合同練習で面白そうなのは、NEの練習場はFGのポストの幅を狭くして練習をしているそうです。
 どれくらい狭いのかは分からないのですけれど、Carey Spearは8回蹴って1回成功と酷い1日を過ごしたそうです・・・Alex Heneryが何本成功したかは不明です。
 キャンプを通じてHeneryの方が良く、Spearが53人枠に残る事はないだろうと言う記事も目にしています。50ヤード以上とキックオフが弱点のHeneryですし、Spearは長距離砲として余程アピールしないとキッカー2人編成にはならないでしょう。


 今年から今まで以上にパスカバー時の接触を厳しく取る。と言うルール改正が有ります。
 5ヤード越えての接触は審判それぞれの判断基準で反則取られたり取られなかったりとあいまいな部分が多いのですが、今年から更に厳しく取るように指導されています。
 キャンプ初日から審判を招いてパスインターフェアの判断を練習中からしてもらっているそうなのですけれど、Bradley Fletcherが反則を取られる事が多く、NEとの合同練習でも何度か反則と言われたようです。
 去年のプレイを見ていて、それほど酷い掴み方をするイメージはないのですが、インサイドへカットされた時に手を出す(掴んで止めるのではなく、距離を測る程度の出し方)イメージは有ります。スピードを落とすような掴み方でなくても触ったらダメ。とルールが変わるのであればこう言う無意識にちょっと触るタイプの選手は修正に苦労するでしょう。(案外、意識して審判に見えないように掴んでるような悪質な奴の方が修正出来るかもしれません)


 今後試合前日の記者会見が有るでしょうけれど、ファーストチームは前半プレイするのでしょう(NEとも申し合わせで3Qまでになるかもしれません)1週目はウオームアップ程度で2,3試合目の仕上がりでシーズンが見えてきます。良いプレイも見たいですけれど、悪いプレイをしないで欲しいと思います。

まずまずのシーズン緒戦

2014-08-10 01:31:00 | イーグルス
 2014シーズンが始まりました、

 プレシーズンゲーム第一週の@CHI戦は28-34で負けました。ファーストチーム同士はFGブロックにも救われましたが0-7でした。


 悪かった所から書きます

1 Evan MathisとJason Petersの仕上がりの悪さ
 特にMathisは良く無かったです、一発で抜かれてホールディング取られたり、Nick Folesが前に出ようとしているのに(相手DLからすれば前に出てから後ろに戻るような動きなのに)ホンの少しの時間抑えられない。ベテランだけに開幕に合わせれば上出来だと考える事も出来ますけれど、簡単に抜かれてはパスオフェンスが機能しません。

2 Nick Folesの2INT
 QBコーチが替わった事、そしてエースとして初めて春から過ごしてきた事、3年目と言う事で若葉マークを外す準備をしている(無理ならすぐ投げ捨て、から、それなりに我慢して投げてみる。等ハードルを上げている)ようにも見えました。
 大きな違いは、パスラッシュからの逃げ方です。(ショットガンよりも少しOLに近い)ピストルの弊害なのかインサイドOLが押されるとすぐにFolesとの距離が詰まる。そして、その時にCとGの隙間を前に出ずに、右後ろに逃げる(Folesの足ではDEやOLBから逃げられない)サックを食らったときに大きなロスになる悪い逃げ方から、前に出ながら逃げるように改良されました。
 しかし、CとGの間に挟まった時のスローイングが安定しない事、その際に後ろを守るMathisの不調(または、Folesがその状況に慣れていない)事からなのか、INTを喫する事になりました。この試合はポケットが崩れるのが早過ぎたのであまり大騒ぎするつもりは無いのですけれど、前に逃げた時のレシーバーとの呼吸が合っていないように見えます。
 ルート設定の問題なのか、オプションルートに入るタイミングの熟練度の問題なのか(怪我やFA放出でWRほぼ総入れ替えですし)前に出た時にフリーが居ないのでは意味が無いです。

3 Trent Coleが消されている
 NT Bennie Loganが欠場した事の影響なのか、ニッケル時は4-2-5ニッケル多用に戻すのかは次の試合またチェックしますけれど、ColeがDEの位置に居る事が多かったです。その時に、対面のOLに軽く拾われてしまいQBには全く届きませんでした。ランディフェンスの時は奮闘していましたし、抜くよりも穴を作らない動きにも見えましたからコーチの指示かもしれませんけれど、パスラッシュの主役が届かないのではディフェンス全体に悪影響でしょう。
 OLBからどれだけ届くのかが見たかったのですが、本来得意の4-3DEで簡単に処理されるのは厳しいです。好調Vinny Curryを4-3REで使う事を考えて良いのかもしれません。

4 セカンドサードチームDBが酷い
 本来Nolan Carrollが入る所なのですけれど、去年怪我の穴埋めで先発経験も有るRoc Carmichaelが酷い!としか言いようのないプレイを繰り返しました。明日カットされても驚きません。
 ルーキーJaylen Watkinsもバンプしに近寄った所を交わされてあっさりドフリー、そのまま独走TDを許しました。バンプするのかしないのか中途半端な寄せでした。
 サードチームのDBは総じてレベルの低さが目立ちます。CB5人S4人までしっかりしていれば良いのですけれど、サードチームからPSで育てたくなる選手を見つけられないのは寂しいです。


 良い方も挙げていきます
1 S陣のレベルアップ
 Malcolm Jenkinsの加入、Earl Wolffの成長と去年よりは良くなると期待されたS陣、Nate Allenを含めて悪くないように見えました。ちょっと、パスラッシュ不全やDLとLB,LBとDBの隙間が出来てしまった事からパスにやられましたが良くなる兆しは見えました。
 5巡のEd ReynoldsⅡ(Marcus SmithⅡもそうですが、背中にⅡ入れるの流行ってるんですかね)は良い所無しのバックアップDB陣の中では4番手Sを伺うプレイを見せました。

2 Mark SanchezとMatt Barkleyが好調
 本来エースで居るはずのSanchezはセカンドチームでは格の違いを見せました。メンタルエラーが問題だとすれば、ファーストチームでないと試した事にならないのかもしれません。
 Barkleyも去年に比べれば弾道がしっかりしています。ふわーーりとしたパスから、強肩とは言えませんが普通のパスを投げています。セカンドチームのメンバーでQBだけ入れ替える形でしたが、無難にこなしました。

3 ルーキー達は無事発進
 ReynoldsⅡはすでに書きましたが、真っ先に出てきた7巡Beau AllenはNTらしいランストップにポケットを押し崩すパスラッシュ(QBに届く予感はありませんが)このまま育てばセカンドチームのNTは確保するでしょう。
 1巡Marcus SmithⅡもパスラッシュはやや不発でしたが、ショートゾーンカバーでは良く足が動いていましたし、取られはしましたがすぐにタックルで止めています。また、ボールを叩いたプレイでも動きの軽さは確認出来ました。あとは、QBに届くパスラッシュを見せてくれれば言う事なしです。
 2巡Jordan Matthewsはセカンドチームのスロット、サードチームでは内外さまざまな位置でプレイしています。イージーなキャッチミスや体の使い方が下手な競り負けなど若さも見れましたが、投げて貰えるフリーになるまでの動きは良かったです。キャッチに行くまでの動作にやや問題が有りました。
 3巡Josh HuffはKRTDを見せてくれました。誰がやっても抜けれる大穴が開いたのですけれど、そこを走り抜けてTDまで持っていくのですからHuffはNFLレベルの運動能力を持っているのでしょう。レシーバーとしては全く目立ちませんでした(5回投げて1キャッチ、4ヤード)
 5巡Taylor Hartもサイズの割に機敏さがあるようです。前に突進するよりも横へ動けるように見えました。これである程度のパワーが有れば面白い存在になりますが、現段階ではCurryには劣るでしょう。


 試合が始まる前から、ファーストチームはプレシーズンの1週目には合わせてこないから無難でこなせば十分。生き残りが掛かりアピールが必要なセカンド・サードチームの出来の方が気になっていました。
 ファーストチームのオフェンスの出来が悪く、パスラッシュ不足も改善されていませんが、これは来週への課題と言う事で良いと思います。
 セカンド・サードチームは若手が良いプレイを見せてくれましたし、ルーキーも即スターターとは行かなくても来年を見据えた時に戦力になってくれそうな人材に見えました。
 そう言う意味では、100点とは言えませんが、及第点の2014シーズンスタートと言えるでしょう。

明日はプレシーズンゲーム緒戦

2014-08-08 20:40:00 | イーグルス
 明日はプレシーズンゲームの緒戦です、チャットにて実況を予定しています。

 ファンタジーフットボールもやるつもりです。チームごとの人数を減らして、好調選手とどんどん入れ替えるような(いつもとは逆の)リーグにしようかと考えています。


 プレシーズンゲーム、第1Q程度ファーストチームが出るようですが、主力は怪我無くやってくれれば十分でしょう。本気を出すのは2試合目と3試合目だけで良いと思います。
 見たいのはルーキーと移籍選手、そして素材型若手の成長です。そう言う意味でファーストチーム見たいのはMalcolm JenkinsがNate AllenまたはEarl Wolffとどう言う位置関係でプレイするのか、DBの底上げにどれだけ貢献するのかになります。
 あとは、Jeremy Maclinが右WRでエースCB相手にどうか?これは怪我も有りますし、今週は様子見かもしれません。


 セカンドチームだと、当然ルーキー達を見たいです。
 Jordan Matthewsはスロット専用にしてしまうのは勿体無いですし、Riley Cooperが怪我をしている(2番手のJeff Maehiも怪我)のですからJordanをファーストチームの左WRで使う場面が有っても良いと思うのですけれどね。
 セカンドチームのニッケルCBが相手であれば圧倒するくらいの活躍を期待します。QBはMark Sanchezですし、オープンになれば良いボールが飛んでくるでしょう。


 即戦力と言う点では7巡指名のBeau AllenがJordanに次ぐかもしれません。Bennie Loganが怪我で出遅れていますし、ファーストチームに入る可能性も有ります。
 NTらしいという点ではLoganよりもAllenですし、動けるLoganと動かされないAllenが上手くコンビを組めるようになるのがチームにとってはベターな形だと思います。そう言う意味でも、AllenがNFLでどれだけやれるのかを見る試合にもなるでしょう。


 1巡指名のMarcus Smithが左右どちらで使われるのか(同時にBrandon Grahamが1巡ルーキーを押しのけてまで使うくらい好調なのか?)もセカンドチームの見所です。
 CHIのセカンドチームTEは誰になりますかね、調べましたがそんな有名な選手は居ませんしSmithが苦戦するようだと困ります。パスカバーにしても、パスラッシュにしても素質の違いを見せて欲しいものです。


 他にはファーストチームのFLでセカンドチームならTEに入るであろうZach Ertzがどれだけブロック出来るようになったのか。ここも見たいです。JordanとJosh Huffで2人もスロットにルーキー入れていますし2TEセットが減るのであればTEとしてブロックが出来なければ出番は減るでしょう。そう言う意味でも成長したといわれているErtzのTEでのプレイも面白そうです。


 見たかったNolan Carrollは欠場ですが、代わりに4巡Jaylen Watkinsがセカンドチームの左CBに入るかもしれません。Jordanと同じ形でセカンドチームのニッケルCBの方を優先するのかもしれませんけれどね・・・


 ファーストチームが無難に仕上がって、セカンドチームの若手が良いプレイをして、サードチームが53人枠争いに加わってくる。そう言う試合が見たいものです。

デプスチャートなんかしらない

2014-08-07 09:00:00 | イーグルス
 日本時間で土曜日朝9時からのプレシーズンゲーム緒戦の@CHI戦。チームは試合前最後の練習を終えてCHIに向かう事になりました。

 Chip Kellyの記者会見から

 ファーストチームは10-15スナップをプレイする予定。と言う事なので、だいたい第1Q程度です。ロングドライブで点が取れれば早めに下げるし、3&OUTが続けば何度か繰り返すのでしょう。


 Riley CooperとNolan Carrollは欠場の見込みです。質問がこの2人+Jeremy Maclin名指しだったので、他の欠場者の話にならなかったのですけれど、ずっと練習を休んでいるJulian VanderveldeやChris Polkも欠場でしょう。
 Cooperは足首を固めるブーツを履いて練習していて重症ではなく、Carrollの腿の怪我も軽傷で2-3日中には復帰するようです(2日くらい前も同じ事言ってましたけど


 Maclinもここ数日練習に出たり休んだりでしたが、CHI戦には出るようです。
 去年はフルパッドの練習をする前にACLで戦列を離れてしまい、実際にどの程度の動きをするのかを見る事は無かった。今年ここまでの練習を見ていて、素晴らしいルートランナーで素晴らしいキャッチを見せている。信頼を感じるコメントとなりました。


 発表されたデプスチャートについて、自分は全然関与していない。選手人事担当が作ったものだよ。デプスチャートに意味なんか無い。
 これは、前から言ってる試合当日良い選手を使う、日々競争。と言う事ですね。他チームも一斉にデプスチャートを公表しているので、プレシーズンゲームの前に作るように取り決めでも有るのでしょう。



 地元誌の情報だと、Maclinは練習を抜けたり出たりの状態。Cooperも練習には居るけれど足首固定したまま。Jeff Maehiも足首の怪我で休んでいる。
 PolkとVanderveldeは休み、Bennie Loganは復帰しているが全てのメニューには参加していない。こういう感じのようです。

 Jordan MatthewとJosh Huffからすればチャンスですけれど、WR陣の上位3人が怪我の状況ですしCHI戦で怪我をする事無く終わる事を期待します。