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第一次カット

2014-08-24 07:52:00 | イーグルス
 90人から75人への第一次ロスターカットが有りました。

 53人枠に残る可能性が有る選手と言う意味で意外な人選はJake Knottくらいです。4試合の出場停止を受けているのでカットしなくても53人枠には当面影響しないはずです。プレシーズンゲームでも目立っていませんからモチベーションなどに問題が有ったのでしょう。
 他にはEmil Igwenaguが出場経験者です。今年もTEは3人で賄えそうですし、今回のカットで残ったルーキーTrey BurtonをPSに残す事にしたのでしょう。PS枠の拡大でIgwenaguもPSに置く事が出来るかもしれなかったのですけれどね。
 去年の7巡指名Joe Kruger、去年は怪我でIR入りし3-4DEとしてバルクアップしたのですが、セカンドチームにも入れずに居ました。4-3DE向きでしょう。

 3週目の試合が早かったので、あと一人どうするかを決めるのに少し時間が有ります。肩を痛めているJosh Huffをシーズン後半戻ってこれるIRに置く可能性があるようです。


 今回カットされた14人
WR Kadron Boone LSUでもバックアップでした
WR B.J Cunningham 2シーズンくらいPSに居たはず
TE Emil Igwenagu 使えば仕事できる選手ですがベテランの壁が厚すぎる
TE Blake Annen 40ヤード4.4のスピードを感じません
OL Michael Bamiro 6-8の巨人もサードチーム止まり
OL Donald Hawkins こちらもサードチーム
OL Karim Barton マイナー校出身
DE Joe Kruger 元々が4-3向き
DE Frances Mays 6-9の巨人
DE Alejandre Villanueva 軍隊出身
LB Joke Knott 去年はセカンドチーム
S Daylawion Lowe プレシーズンで良い所なかった
K Carey Spear 練習でFG入らず

 カットされた方だけ見ていましたが、残った方を見るとあのCB2人が残っています。来週スターターを使わないので試合をする為に必要なのでしょうけれど、プレイタイムを与えるのが勿体無いです。


 53人になるかはあまり考えずに当落を考えてみました。
○は当確 △は残留濃厚 ×は可能性有り ▲は怪我状態次第

QB 3 
○ Nick Foles
○ Mark Sanchez  
○ Matt Barkley

RB 4
○ LeSean McCoy  
○ Darren Sproles  
▲ Chris Polk(IRの可能性有り) 
△ Matthew Tucker
× Henry Josey
× Kenjon Barner

WR 6
○ Jeremy Maclin  
○ Riley Cooper  
○ Jordan Matthews  
▲ Josh Huff
△ Brad Smith  
△ Arrelious Benn
× Jeff Maehl
× Ifeanyi Momah
▲ Damaris Johnson(Huffの怪我次第、KR)

TE 3
○ Brent Celek 
○ Zach Ertz  
○ James Casey

OL 9+1(Lane Johnsonが4試合出場停止)
○ Jason Peters 
○ Evan Mathis 
○ Jason Kelce 
○ Todd Herremans 
○ Allen Barbre 
△ Matt Tobin
△ David Molk
▲ Jullian Vandervelte
△ Dennis Kelly
× Andrew Gardner

DL 6
○ Fletcher Cox
○ Bennie Logan
○ Cedric Thornton
○ Vinny Curry
○ Brandon Bair
○ Beau Allen
× Damion Square
× Taylor Hart

LB 9
○ Trent Cole 
○ Connor Barwin
○ Marcus Smith
○ Brandon Graham
○ Mychel Kendricks
○ DeMeco Ryans
○ Najee Goode
△ Bryan Braman
△ Emmanuel Acho
△ Travis Long
× Casey Matthews

CB 5
○ Cary Williams
○ Nolan Carroll
○ Brandon Boykin
○ Bradley Fletcher
○ Jaylen Watkins

S 4
○ Malcolm Jenkins
○ Nate Allen
○ Earl Wolff
△ Ed Reylonds
△ Chris Maragos

ST 3
△ Alex Henery
○ Donnie Jones
○ Jon Dorenbos

 人数合わないですけれど、大体はこんなものでしょう。

開幕準備OK

2014-08-22 22:43:00 | イーグルス
 プレシーズンゲームで一番重要な第3週のPIT戦、31対21で勝ちました。ファーストチームは前半終了までだったようですが17対0でした(前半までしか見ていません)


 良かった点から

1 オフェンス陣に死角無し
 Nick Folesのパスは29回中19回成功で1TD1INTでした。INTはOLとRBが交錯して転んでしまったものですし(転んだ時には腕を振っていましたし、止めてもファンブルはしていたでしょう)Folesに致命的なミスは有りませんでした。いくつかちょっと届かないパスコントロールは有ったのですが、INTされるよりはインコンプリートなのは去年から変わっていません。
 OLもしっかりと守りましたし、ランの走路も切り開いています。Allen Barbreが若干頼りない部分は有りましたが、3試合では最高の状態でしたしベテラン揃いを考えれば開幕に向けて仕上げてきた。そう評価して良いです。
 これまであまり起用されなかったDarren Sprolesがランで使用出来る事が分かりました。5人目のスキルポジションとしてZach ErtzやJordan Matthewsが好調でスロットレシーバーとしてSprolesを起用する必要が無いように見える中、Sprolesワンバックからのランパスが機能しました。システム習得もスクリーン有り、フラットでのパスからRACも有り、インサイドゾーンでのランにゴールラインでの中央突破、パワー不足を感じないランを見せたのが大きな収穫です。
 WR/TE陣も好調です。途中膝を押さえてサイドラインに下がる場面も有ったJeremy Maclinですが、その後試合に戻りました。Riley Cooperと今年初めて組みました(2012シーズン後半DeSean Jacksonの鎖骨骨折後にMaclin,Cooper,Foles+Bryce Brownで組んだ事が有ります)ダブルスクリーンやスロットWRのモーションを使ってマークをずらすショートパスなどChip Kellyのやりたい事を忠実にこなしています。


2 ディフェンス改善中
 パスラッシュ不足と言う点で画期的な改善はしませんでしたが、QBに届く場面は明らかに増えました。
 Trent Coleが外を回る場面も増えていますし、パス通されていますがインサイドブリッツもきれいに入りました。オーソドックスにギャップを埋めるだけだったこれまでとは少しコンセプトが違うのを感じます。
 正直言えばOregon派閥で居るだけだと思っていたBrandon Bairが試合毎に良くなっています。2011年にKCに入団後OAKを経ての入団で去年はPSに居ました(これまた本音を言えばなんで28歳、KC,OAKで芽が出なかった選手をPSで育てるのか?と思っていました)しかし、3-4DEとしてOLのポケットを確実に押し込みサックをアシストしQBにプレッシャーを掛けています。ランプレイでの堅実には劣りますが、Fletcher Coxに替わってパスダウンでDEに入る事になるかもしれません。
 Malcolm Jenkinsの加入の効果も見られます。元CB1巡指名の経歴は忘れてあげたほうが良いのでしょうけれど、FSとしてはパスカバーはレベルが違います。一回離された後のリカバリーの技術は一流です。
 改善されたと言っても、まだリーグ中位より下でしょう。それでもこれまで2試合を比べれば良くなる可能性を感じました。


 悪い所
1 Alex Heneryはやる気あんのか?
 外した場面見ていないので、ブロック寸前だったのかもしれませんけれど、31ヤード外してどーする・・・PATが35ヤードになったら3回に1回外すような奴にお金払えません。

2 Bradley Fletcherのインターフェア+Maclinのインターフェア貰えないスタイル
 抜かれるかどうかよりも、カット切られると無条件で手が出るのは致命的です。抑えてるわけではないのですけれど、反則と判断される時点で負けです。Cary WilliamsとNolan Carrollの怪我が完治したら開幕戦外れるかもしれません。
 Maclinは逆に離れる時に手が出ます(なんで取られないのか不思議なくらい)逆に今年のルールなら取って貰える場面で、Maclinも手が出てるから取って貰えないようにも感じました。Cooperがエンドゾーンで取られましたけれど、ああいう所で無理しなければ今年はディフェンスの反則になるはずです。

2 まだ不足なパスラッシュ
 改善の兆しは見えましたが、サードダウンを50%更新されているのは問題です。パスダウンで思い切ったパスラッシュが無い事。スクリーンで一回外されるとブリッツが減る事。これはプレイコールの問題なのでしょう。
 4-3DEと3-4OLBで何が違うのか、スリーポイントスタンスで下から突き上げるか、外を回るスピードを活かすのか。ここもColeの持ち味を殺しているのですけれど、それ以上に4-3REはスクリーンパスなどで裏を取られてもWLBが居るのに対し、3-4OLBは入れ違いのプレイを食らうと誰もカバーが居ない。QBスクランブルなども考えた外に逃がさないコンテインを考えたらパスラッシュが出来る訳有りません。
 OLBが飛び込んだらILBかSがそのスペースを埋める。3-4で当たり前の事なのですけれど、バランスを崩すのが嫌なのかやらないのですよね・・・常にROLBが飛びこめば裏を取られるでしょうけれど、ROLBが飛び込まなければパスラッシュが掛からないのが3-4なのですから、もう少し勝負所では思い切ったコールをしてほしいものです。


 3試合で少しずつ良くなってきました。PITのチーム事情は分かりませんが、ファーストチーム同士でこれくらいやれれば開幕に向けての調整は上出来と判断して良いでしょう。

ルーキーK加入

2014-08-21 19:40:00 | イーグルス
 ファーストチームにとって開幕前最後の実戦練習になるプレシーズンゲームの第3週PIT戦は日本時間金曜日朝8時30分からです。

 Riley CooerとJeremy Maclinが揃い、今年初めてファーストチームが揃います。2014年のオフェンスがどの程度機能するのか、だいたいの所がこの試合で見えるでしょう。DeSean JacksonとJason Avantが抜けて、Brad SmithとJordan Matthewsが入った形(Josh Huffは少し治療に時間が掛かるでしょう)2014年のWR陣が去年並ならば問題なくオフェンスは出るはずです。

 問題はディフェンス、CBの怪我人でセカンドチーム・サードチームがぼろぼろなのは仕方が無いとしてもファーストチームの面子は去年と同じ(FSにMalcolm Jenkinsが入った分良くなるはず)なのですから普通に抑えて貰わなければなりません。
 何がダメか、言うまでも無くパスラッシュ不足です。タレントは同じなのですから、悪いのはシステムなのでしょう。開幕前のこの試合で多少なりともシステム変更をしてくれると良いのですけれど、どうでしょうか・・・



 ルーキーFAで入団していたRB David FluellenとINDのルーキーFAだったK Cody Parkeyでトレードが成立しました。
 Alex HeneryとCarey Spearの争いを春からしてきましたが、キャンプの練習でSpearは全然ダメだったようですし、Heneryはプレシーズンゲームで外しています。Spearに替わる競争相手を獲得したのでしょう。
 Parkeyは3年Kとしてプレイ、3年間合計で51回中38回成功で成功率74.5%、4年生だけでも19回中14回成功で73.6%と良い成績とは言えない数字です。キックオフも4年間で248回中142回のタッチバックでした。
 ドラフト時の寸評には、キックオフでの飛距離は普通だけど、ハングタイムは短め。50ヤード以上のFGは期待出来ないが、キック力は普通レベル(何を基準に普通なのかは不明ですけど)カバーチームとしてのタックルは全く期待出来ない。
 Heneryを追い落とすような寸評と戦績にはとても思えないのですけれど、ドラフト時の評価ではSpearよりは上でした。開幕までの練習で余程凄いキックを見せなければHeneryで行くのでしょう。本当にHeneryから変えたいならベテランを入団させるはずですし、Heneryで仕方ないと考えているのでしょうか・・・

RB補充

2014-08-20 18:48:00 | イーグルス
 ここまでプレシーズン2試合数字が伸びないLeSean McCoyですが、つま先の怪我で1日練習を休みました。つま先の怪我は長引く事が多いのですが、レントゲンとMRI検査の結果異常なしと診断されました。McCoy自身は痛みは有るけれど、どこかが痛いのはいつもの事。と、骨などに異常が無いなら練習に復帰する事になりました。
 
 Jeremy Maclinもハムの怪我から復帰しました、まだ全力ではないでしょうけれど、PIT戦に出場予定になっています。ファーストチームは4試合目は出ないのが普通ですし、PIT戦で少しでも実戦感覚を取り戻すのは重要だと思います(去年ACLで試合してませんし)

 これで、53人枠に残りそうな主力で怪我をしているのはNE戦で肩を痛めたJosh Huff、足の怪我をしているNolan CarrollとJaylen Watkins、背中の怪我のBryan Bramanくらいになりました。
 背中の手術をしたJulian Vanderveldeは後半復帰可能なIR行きですかね。リハビリにどれくらい掛かるのかの情報は目にしていません。


 去年CARに7巡で指名されたKenjon Barnerを来年の7巡指名権でトレードし獲得しています。
 身長5-9 1/4で196ポンド、スカウティングコンバインで40ヤード4.52(速報値4.44)ショートシャトル4.20、スリーコーン6.87、垂直飛び35インチ、幅跳び10フィート2インチ、弁とプレス20回を記録。
 Oregon大でのプロデイでは40ヤード4.39、ショートシャトル4.14を記録しました。
 De'Anthony Thomasが怪我の間にスターターとして4年生では278回1767ヤード21TDのランでPac12のファーストチームに選ばれ、3年生も152回で939ヤード11TD。4年間合計3623ヤード84TD平均6.2ヤードを記録しています。
 去年のドラフトでは3-5巡程度の指名が予想されたのですが、陸上選手でも有りあまりにも細い事が敬遠されたのか7巡まで残りました。私も5巡くらいまで残ったのを見て指名を期待していたのを覚えています。
 CARでは出番を貰えず8試合に出場、ラン6回で7ヤードに終わっています。体作りを1年やって貰ってChipの教え子を同じ7巡で買い取った。そう思えば悪くない取引だと思います(大成する見込みがあれば7巡では出さないでしょうけれどね)
 LeSean McCoyはつま先の怪我、Darren Sprolesは健康ですが、Chris Polkが腿の怪我でずっと休んでいますし3番手候補の補充が必要でした。ファイナルカットに残れなければ7巡を渡さなくても良い条件ではないかと推測しますし、システム習得が必要ないOregon出身の快速ランナーを安く手に入れた訳です。

Cooper復帰

2014-08-18 08:56:00 | イーグルス
 怪我人が増え続けています、開幕までに間に合えば良いのですし、今何人怪我人が居るかよりもシーズン中の怪我が問題なのですけれどね。

 NE戦までずっと休んでいたRiley Cooperが練習に復帰しています。スターターが最後にプレイする3週目のPIT戦に間に合うかもしれません。
 リターン中の怪我で退場したJosh Huffはレントゲンには異常が無く重症ではないようですが、一週間程度は復帰までに掛かるようです。
 Jeremy MaclinとCary Williamsの2人は明日試合なら出れる状態。のようですが、練習は休んでいます(Maclinらしい・・・)
 Bryan BramanはNE戦のウオームアップ中に背中の異常を感じて欠場しています。
 腿の怪我で休んでいるのがChris Polk,Jeke Knott,Jaylen Watkins、足の付け根の怪我で休んでいるのがNolan Carroll。
 開幕まで影響しそうなのはHuffくらいだとは思いますが、WRとCBに集中しているのは良い事ではないです。CBはDB全体のゾーンの受け渡しや今年のルール改正への熟練。WRは言うまでも無くQBとのルート形成をしなければいけないですから。


 Marcus SmithはLOLBとして第1Q途中から最後まで出続けました。公式記録では1ソロ1アシストの2タックルだけですが、3回QBに迫るパスラッシュを見せて3回ミスタックルをしています。
 Chip Kellyはもっと生産的な動きをしなければならない。と、評しています。動きは軽やかなのですけれど、ボールが来た時に運動能力を活かせていないように見えます。パワー不足も感じますから、OLを抜く動きやランブロックを食い止める時に問題が有ります。
 動きを落とさずにパワーアップ出来れば素晴らしい選手に育つ可能性が高いですし、NFLのレベルに慣れて練習を積んだ来年以降に期待。現段階では今年スターターを奪うような事は無さそうです。
 シーズン後半までにパワーアップをしてチームに貢献してくれれる事を期待はしますけれど、今年はST要員でLBとしてはバックアップで過ごすのでしょう。

 Joradn Matthewsもショートのタイミングパス中心でしたが、飛んできたボールはキャッチミス無しで試合最後までプレイしました。
 フラットで取ってからRAC狙いとか3ヤードのヒッチのようなパスに切り替えたのは元来ポゼッションレシーバーと言うドラフト時の評価からすれば正しいのでしょう。40ヤード4.41の割りにディープへのスピードを評価されていない理由は2試合見て分かりました。5ヤード10ヤードでのルート取りとそこからのRACが持ち味なのでしょう。
 スピードは有るのですから、ショートショートを見せておいてSとのマッチアップになるルートでディープを突く事も出来るでしょうけれど、まずはスロットとしてショートパスを取らせる。Chip以下コーチ陣の方針は間違っていないようです。