イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

大物が欲しい

2011-05-24 19:38:00 | イーグルス
 シーズン後半サック数が減った原因が使い過ぎにせよ、タレント不足にせよ補充すると見られていたDEですが、結局ドラフトでは指名しませんでした。UFAにはPUPで何もしていなかったVictor Abiamiriが居ます(RFAのオファーをしませんでした)

 Trent Coleがランディフェンスから開放されるようにシステムが変更されれば10サックで終わる事は無いでしょう。年齢的に衰えが始まる頃かもしれませんがまだその兆候は有りません。
 反対側に定着する事が期待された、Brandon GrahamですがACL断絶でIR入りし開幕までの完治は難しいと見られています。不十分な状態でも使うのか、PUPに置くのかは今後の展開次第ですが、2011シーズンを通じて後遺症に悩む事に成りそうです。
 Grahamの挑戦を退けたJaqua Parkerですが相変わらずの9月5サックで残り3ヶ月で1サックしか出来ないスタミナの無さは問題です。出来れば2番手でフラッシュな状態を維持させてあげたいのですけれど、Grahamの怪我で今年もスターターになりそうです。
 スターターを期待されてのトレードも結果は2番手で終ったDarryl TappをLEのスターター争いに絡ませるのか、Coleのバックアップで使い続けるのかはまだ分かりません。個人的にはGrahamの怪我でLE補強は必須ですしTappとJaquaでLEをやらせる形がベターだと思います。
 2年目を迎えるDaniel Te'o-NesheimとRicky Sappのコンビ、Daniel君は実質PSのような使われ方でスピードはそこそこ有りそうですが、パワーとテクニックはNFLレベルでは有りません、成長しなければカットされるでしょう。
 Sappは膝の怪我でIR入りする前のキャンプではSLBとDEを行ったり来たりしていました、DEで使うだけのパワーアップが出来ていれば面白いかもしれません。この2人にCFLのサック王Phillip Huntが加わっています。CFLのトップクラスでもNFLで通用するのは難しいでしょうけれど、CLEをカットされてCFLで花開いた形ですし、2年目コンビと同じ程度の能力は有ると考えます。

 4,5番手を若手3人の成長に任せるのか、FAで補強するとした時にLEのスターター級を狙うのか4番手程度の中堅で良いのか、今後どういう形になるか様々な形が考えられます。
 FAではTENで開花したJason Babinの復帰が噂されます、コーチと一緒に付いてくると言う事ですね。在籍した2009シーズンももっと使えば良いのにと思っていましたし獲得できれば良い仕事をしてくれるでしょう。
 RFA拡大枠が廃止されれば去年1巡と引き換えのトレードの噂があったMINのRay Edwardsの獲得に動くでしょう。LEからのパスラッシュが出来る選手と言う意味ではチームに最適な人材だと思います。
 そして、Kevin Kolbのトレードで1巡を手にした場合に1巡+αをHOUに渡してMario Williamsの獲得が有るのではないかと密かに期待しています。HOUは3-4移行で使い道が難しくなっていますし、ドラフト上位で3-4のDEとOLBを上位指名しMarioを放出する準備が出来ているように思えます。
 どういう形にしても、Grahamの完全復帰が無いとすれば1人は実績が有るDEを入れなければなりません。大物を狙うのか中堅で済ますのか、システムから考えてもDEへの出費を抑えるべきでは無いと思います。

ファーストチーム Trent Cole  出来ればFAで大物獲得
セカンドチーム  Darryl Tapp  Jaqua Parker
サードチーム   Daniel君
ロスター漏れ   Ricky Sapp  Phillip Hunt

そこそこx4

2011-05-23 07:11:00 | イーグルス
 鉄壁の1巡コンビを擁するDT陣でしたが、Mike Pattersonはダブルチームに弱く、Brodrick Bunkleyは腕の怪我でスターターから降ろされる急降下のシーズンとなりました。

 ドラフトでの指名は無く、FAで出て行く選手も居ません。
 Pattersonはパスプレイ時にノーマークで放置される屈辱を何度も味わいました(足が遅いから走れるQBに迫る事が出来ません)ランプレイでの強さは証明済みですけれど、システム変更に対応出来るかに不安が残ります。
 Bunkleyは不振のシーズンでしたが、システム変更でランでギャップを埋めるよりもパスラッシュで前に出ることを重視するようなので生き返る事を期待されているようです。ずっとラン重視のシステムでしたし、前に出るところを見た事がないのですけれどね。
 やや下り坂の1巡コンビに対し、伸びてきた若手がスターターを狙います。Trevor Lawsはパスラッシュ時のDTとして起用されてきましたし、システム変更でプレイタイムが増えるのはLawsだと思います。スターターになるにはランプレイでの強さを磨く必要があります。
 スターターを奪取したAntonio Dixonは前に出る足が有ります、ランパス両面のバランスではチームで一番かもしれません。ルーキーFAでWASに入団しカットされた経緯から見ても運動能力は並ですし、スター選手では有りません。
 PSから昇格した試合で怪我をしたJeff Owensが開幕に間に合うかは分かりませんが、無理ならば下位指名でも1人は取ったはずですから大丈夫なのでしょう。

 中堅と若手の4人はシステム変更でどう組み合わせるのかの予想が難しいです。オフェンスのシステムを壊すような破壊力は無いのですが、4人が力を合わせれば問題ないユニットだと思います。中堅をここに入れる必要は有りません、FAで取るなら超大物になるでしょう。
 
ファーストチーム Mike Patterson  Brodrick Bunkley
セカンドチーム  Antonio Dixon  Trevor Laws
サードチーム   Jeff Owens

若手が育つのを待ち続けています

2011-05-21 09:05:00 | イーグルス
 怪我人続出の中、先発級の補強しないままシーズンを迎え、結果として層の薄さに泣いたOL陣、今年は3人ドラフト指名で補強しましたが、FAでの流出候補も多いです。

 1巡指名のDanny WatkinsはRGのスターター候補としての指名のようです、RFAオファーを出しているMax Jean-Gillesが抜ける事(労使交渉によるRFA廃止)を考えての指名だと思います。(でもRFA枠廃止したら各チームからスターターが流出するので補充は簡単だと思うのですよね・・・・・・)26歳ですがキャリア4年のルーキーを即戦力として見て良いのかは未知数です。
 下位指名の2人は小柄なC/Gで、バルクアップ後に期待の素材指名でしょう。53人枠に残れば上出来だと思います。

 OTはJason PetersとWinston JusticeにKing DunlapとAustin Howardの4人体制のままになりそうです。Petersは膝の手術後動きが良くなっていますし問題ないでしょう。膝の手術をしたJusticeが不振のシーズンから復帰するのか、未完のままで終りそうなDunlapが大器の片鱗を見せてくれるのか、去年のキャンプ中評価の高かったHowardが2年目に向けてどれだけ伸びたのか、RT候補の3人には伸びる要素も不安要素も持ち合わせています。
 JusticeとDunlapの併用でRTは何とかなる、こう考えてのOTではなくOG補強なのでしょう。FAで大物を取る可能性も残っては居ますが、中堅を入れる必要は有りません。
 
 OGよりも先にCの話をした方が分かりやすいと思います。Mike McGlynnが先発候補の相次ぐ怪我で抜擢され1年スターターを務め、Jamaal Jacksonが腕の怪我から戻ってきます。他にもDallas ReynoldsやA.Q Shipleyと育成中の若手が居てドラフトで2人Cを取りました。Jamaalが復帰すればMcGlynnをRGにするのではないか?とドラフト前は言われていましたが、Watkinsの指名でその必要は無くなりました。なら、なぜCを2人も取ったのか?育成中の若手を諦めたのかJamaalからの若返りを狙っているのかだと思いますが、真意は分からないです。Reggie WellsはFAでそのまま離脱する事になると考えていますが、OLのシステム変更が有れば残す可能性は有ります。
 ここもMcGlynnを若手4人が追う展開ですし、FAで補強する事は無いでしょう。

 Todd HerremansでLGは問題ありません、RGにはWatkinsが予定されていますがルーキーですし即戦力で無い場合の事を考えなければならないでしょう。RFAオファー中のJean-GillesとオファーしなかったNick ColeのRGスターター経験者2人の評価はGillesが上と言う事と考えます。3年目のFenuki TupouにC兼用のReynoldsとJulian Vanderveldeの3人+RFA組がバックアップを争います。McGlynnのOG起用も考える事が出来ますからOGも補強はドラフトで終了でしょう。

ファーストチーム  Jason Peters  Todd Herremans  Mike McGlynn
 Danny Watkins  Winston Justice
セカンドチーム   Austin Howard  Fenuki Tupou  Jamaal Jackson
 King Dunkap

ロスター漏れ    Dallas Reynolds  A.Q Shipley  Julian Vandervelde
 Jason Kelce

2番手探し

2011-05-20 07:52:00 | イーグルス
 ドラフト下位での指名が有ると考えていたTEですが、指名しないままになりました。FAで中堅を1人入れるものと考えます。

 Brent Celekの不振の原因が怪我なのかMicheal Vickとの相性なのかは分かりません。Celekの予想よりもほんの0.5秒程度ボールが早く来て取れない(カットを切って振り返った瞬間ボールが通り過ぎて行く場面が何度も有りました)のはVickがエース扱いで準備をする今年は大丈夫でしょう。
 2番手TEよりもキックリターンの壁として高い評価を受けているのがClay Harborで4巡指名からの2年目を迎えます。技術経験不足で身体能力を評価されての入団でした、ルート取りはWCOに適応出来ていませんし、ゾーンの切れ目って何?と言うような動きをする事も有ったのですが、どれだけ修正されるか2番手を任せて良いのかの判断は難しいです。
 左ひざさえ良くなればと期待されて居るCornelius Ingramですが、多分もう治らないのでしょう。それでもキープしている所を見ると諦められないのですかねえ。
 2TEセットよりも3WRセットを期待しているのですが、3-4OLBを拾う為に2TEセットを使う場面は少なく有りません。2番手にはブロックと5ヤードのパスを取る能力が有れば十分でしょう、Harborの成長を期待するにしてもFAで1人は取る事になると考えます。
 RFA拡大枠が無くなれば2番手が務まるTEは大量に市場に出ますし、RFAで押さえられると補充は難しくなりそうです。

ファーストチーム Brent Celek
セカンドチーム  Clay Harbor
サードチーム   FAで補充
IR(PUP)      Cornelius Ingram

Mossが使えるかどうかで厚みが変わります

2011-05-19 00:51:00 | イーグルス
 DeSean JacksonにJeremy Maclin、Jason Avantのトリオに2年目を迎えるRiley CooperとRB兼用のChad Hallが4番手を務めた昨シーズン、誰も抜けないままのWRユニットにSinorice Mossが加わりました。

 Mossは膝などの怪我でカットされた所を拾った形です、3番手まではリーグ屈指にユニットですし、Cooperは4番手としてならば6-3のサイズでレッドゾーンでの選択肢を広げてくれる存在です。ドラフト下位でリターナー兼任タイプを指名するかもしれないと考えていたのですが、それはMossの補強で済んだと言う事なのでしょう。HallはRBとしての起用もDion Lewisの加入で減るでしょうしリターナーとしても厳しい事を考えるとロスター残留は厳しいと考えます。
 4.5番手がCooperとMossですんなり決まるのであれば無風に近い状況です。Mossの怪我が悪い場合にはWR4人体制でシーズンの臨むかもしれません。FAでの補強は無いでしょうしルーキーFAもKR枠のスピードタイプが入って来る以外で5番手のMossまでを脅かす存在は居ないでしょう。

ファーストチーム DeSean Jackson  Jeremy Maclin  Jason Avant
セカンドチーム  Riley Cooper  Simorice Moss
ロスター漏れ   Chad Hall