イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

7巡237位 LB Greg Lloyd

2011-05-13 23:04:00 | イーグルス
 7巡237位での指名は元PITの名LBでコーチ見習いとしてEaglesのスタッフに居た事も有るGreg Lloydの息子のGreg Lloyd Jr.を指名しました。今はお父さんはSr.を名乗っているようなのでそのままGreg Llyodと表記します。
 ディズニーランドが有るOrlando近郊のClarmont出身で高校時代はLBとDEでプレイして地区のファーストチームに選ばれています。Connecticut大に進学後、1年目はST要員で6試合に出場しました。2年生の時に10試合中9試合でスターターとして出場しました。3年生は10試合でスターターで出場しBig-eastのセカンドチームに選ばれていますが、シーズン終盤の試合でACLとMCL両方を断絶する怪我を負い手術を受けました。4年生の時は怪我からの回復に手間取り7試合出場ですが、スターターでは有りませんでした。

1年生 5試合出場 6タックル
2年生 10試合出場 56タックル
3年生 10試合出場 91タックル 1サック
4年生 7試合出場 25タックル

 身長6-0と3/4、体重246ポンド、40ヤード4.88、ショートシャトル4.46、スリーコーン7.17、垂直飛び32インチ(80cm)、幅跳び9フィート1インチ(273cm)、ベンチプレス22回、ワンダリックテスト27点を記録しています。

 コンバインとハイライトですが、コンバインのドリルはスピードの無さが目立ちます(昨日LBよりSに近いサイズのBrian Rolleを見たのも影響しているとは思います)ターンも横への動きも全てもっさりした感じです。ハイライトでは膝を怪我する前の2009年の試合を見るとJeremiah Trotterを思い出させる3人目のDTのような前に出てスクリメージで止める動きが見られます。

 長所は250ポンドの割に前に出る足を持ち、重く堅実なタックルをする事が出来る。動けるDTのようなILBとしてホールを潰す事が出来る。リードブロックを押しかえすパワーでオフェンスの意図を壊すプレイをする。
 短所は守備範囲が狭い、横への動きが悪く素早いRBのオープンランに付いていけない。TE相手のパスカバーは期待出来ない。
 典型的な1.2ダウンランストップ型ILBのようです、身長の割に腕が長くパスラッシュ時にはDLでも使える(と言うより後ろに走れないからLBよりDLの方が良い)と言う評価も有ります。3年生11月の膝の怪我の影響がどこまで残っているのか、もっと軽くなる可能性があるかもしれませんが、コンバインでの動きを見る感じだとNFLレベルの選手ではないと思います。

 MLBでの起用とAndy Reidは言っています。LB3人目の指名ですしMLBは層が厚いですから今年試合に出る事は無いでしょう。PSかIRで膝をしっかり治して来年以降復帰した時の上積み期待のギャンブル指名ではないかと思います。