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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

LGが欠点?

2008-01-06 09:32:09 | イーグルス
 Sheldon Brownが地元紙に改善しなければならないポジションとしてLG,FB,DE,TEを挙げています。
 
 TEはL.J Smithが健康な状態で再契約してくれれば、Brent Celekを2番手に据える形で十分なコンビを組めると思うのですが、L.JがFAで離脱する事になると大きな穴が開く事になります、オフシーズン最も重要視しなければならないポジションがTEなのは間違いないでしょう。L.Jとしても天井知らずのサラリーキャップ増大でFA市場は高騰を続けていますし、Eaglesと3月になる前に再契約するよりもFA市場に出たいと思うのは当然です。前にも書きましたが、シーズン前に契約延長するのはシーズン中に怪我をしてしまうリスクを軽減したいのが最大の理由です、シーズンが終わった今高額契約が勝ち取れると計算できる選手がFA市場に出ない理由が有りません。
 FA市場を見てもL.Jと同等以上の能力を持つTEは居なそうです、ドラフト上位で指名する手も有りますがルーキーシーズンから使う事を期待しない方針のチームですからL.Jの流出は大きな問題になるでしょう。Celekの成長に賭けるのならばL.Jにタグを貼る事も考えられます、今年のタグの値段がいくらになるのかはまだ分かりませんが、もう1年チームに残しCelekの成長を待つのも手だと思います。L.Jとしてもスポーツヘルニアの手術を受けた事で不振のシーズンでしたし、もう1年チームに残って成績を上げてから再度FAになるのを受け入れる可能性は有るのではないかと考えます。

 FBとDEは最近書き続けているので置いておいて、LGの補強が必要と言う意見には少し驚いています。Todd Herremansは決して悪いOGではないと思っていますし、パスプロテクトと言う意味ではDTとの1対1で負ける事はそう多くありません。ランブロックを言う意味ではパワー不足を感じる事も多いのですが、Brian Westbrookの成績を考えればそれが致命的な状態だとは思えません。RGはShawn Andrewsが入りますし、Max Jean-Gillesにポジションを与えるという意味でHerremansと良い競争をしてくれる事を期待はしますが、今すぐに取り替えなければならないポジションではないでしょう。
 確かに、インサイドのランが出なかった事がレッドゾーンでTDが取れなかった一因ではあります、Andrewsが怪我で不振だった時にもう一箇所パワーポイントが有ればと思いました、左側からもランが出るようになればオフェンスの幅は広がるでしょう、とはいえ、補強ポイントとしてあげるポジションではないと思うのですけれど。一緒にやっている選手が欠点と思っているのですから、なんらかの問題が有るのでしょうね。

PSから5人引き上げ

2008-01-03 22:52:01 | イーグルス
 PSに居る選手の中で残して欲しいと思っていた選手を中心に5人長期契約を結びました。その中でも2008シーズンに53人ロスターに残る可能性が有ると考えている2人、DT Jeremy ClarkとFB Jason Davisとの契約は重要だと思います。
 Clarkは6-3 306ポンドとDTとして平均的なサイズを持ちます、スターター2人は290ポンド程度ですしパスラッシュ時に入るDE/DTのDarren Howardは275ポンド位ですからサイズアップが期待できます。2007年のドラフト候補でしたがどこからも指名されずにルーキーFAとして入団してキャンプでも評価は高かったのですがファイナルカットでPSに落とされていました。1巡指名コンビに続くDT3番手にはLajuan Ramseyが居るのですが目立った活躍をして居ませんし、4番手は本来DEのHowardが入っています。ランストッパーとして期待されたIan Scottは結局1プレイもしないままIRに入り解雇されていますしDTのデプスは非常に薄いのが現状です。Javon Kearseが解雇されるのは確実ですしHowardをDEに戻す事が考えられます、そうなればClarkが4番手に入る可能性は十分にありそうです。
 Davisも元WR/LBのFBとしてレシーブ力とパワーを兼ね備えている事を期待されています。現スターターのThomas Tapehに満足しているファンは少ないでしょう、ランブロックだけならばDavisが勝っているという評価が現地では一般的なようです、プレシーズンゲームで膝を痛めてスターター争いに敗れましたが膝の怪我かが癒えればスターターに昇格する可能性は高いと考えています。

 他には6-4のサイズを持つWR Michael Gaspersonが再度チームに戻ってきています、シーズン終盤初出場を果たしたものの結果を残せずに解雇されていました。3年間PSでキープし続けていますしコーチ陣からは期待されているのでしょう。もう1人5-11のWR Bill SampyもPSから引き上げられました、WRはスターターコンビが長期契約していますし3番手を3人が争っている状態です、そしてReggie Brown,Hank Baskett,Jason Avantの3人は3年目までの若手と言う事を考えると53人枠に残れるかどうかの若手を複数確保する必要は無いと思うのでこの2人を確保した事は疑問です。
 もう1人CB Therrian Fontenotとも契約しています、2007シーズン中盤PSに入っていました。元々は2005年にBUFのルーキーFAとして契約しその後GB.CLEのPSにも居たようです。5-10とサイズは無いのですが40ヤードは4,39と言うデータが残っています、リターナー候補なのかニッケルダイム候補としてなのかは分かりませんが、最終週に契約したTanard Davisも小柄なスピードタイプですしFAでARIに移籍したCB/KR Roderick Hoodのような選手を欲しがっている事が伺えます。

 この5人のうちDavisは2年契約、他は3年契約です。PSは単年契約ですし契約延長をしなければチームを出て行くことになります、コーチ陣が残したいと思った選手と契約延長をしたのでしょう、ClarkとDavisには今回手に入れた契約を全うする事を期待します。

 LS Jon Dorenbosと5年間の契約延長をしています。Mike BartrumからLSを引き継いだDorenbosは不安定なスナップが多かった2006シーズンに比べて2007シーズンかなり安定していました、この事が契約延長をした理由でしょう。LSを固定する事で連携ミスを減らす事ができるでしょうし、この契約延長は歓迎できます。

FAリスト

2008-01-02 20:41:24 | イーグルス
 調べる前の段階でもL.J Smithくらいしかスターター級のFAは出ないとは思っていましたが、オフィシャルHPの情報を見ても今年は本当に離脱者が少ない事が分かります。

 UFAになるスターターはL.JとFB Thomas Tapehの2人だけ、他のUFAはCB William James,Remo Mahe,Kimo von Oelhoffen。RFAなのがJoelio Hansen,J.R Reedになっています。手薄なDBのバックアップとして再契約が必要と思われていたHansenとReedがRFA扱いで最悪でも1年契約で確保できる(オファーしてくる相手は居ないでしょう)のはDBユニットの補強を楽にしてくれます。JamesとOelhoffenは放出確実ですし、MaheもFA戦線開始時に再契約する必要は有りません、リターナー候補を獲得するのは間違いありませんし今年のような非常事態になってから契約すれば十分です。
 結局のところ、L.JとTapehの2人だけ再契約するかを考えれば良いわけです。L.Jに関しては戦線離脱した事でレッドゾーンでの得点力不足に悩む事になりました、ブロッカーとしても成長していますし是非再契約をして欲しいのですが5年30ミリオンが最低ラインと考えているのではないかと言う情報が気になります。プロボウル出場が無く怪我の多いL.Jが同世代でプロボウル出場が有るTEよりも高額を要求した場合にそれを出すのかと言うと難しいかもしれません。ルーキーBrent Celekが成長しているとは言えスターターとしてフルシーズンやれるのかと言う点では不安が残ります、Matt Schobelは3番手が精一杯でしょうからCelekが成長すると考えていたとしても1-2年の間を繋ぐスターターTEが必要です。
 Tapehに関しては3WRセットと多用する事も有りあまり出番を貰えて居ません、好ブロックもしますが全く貢献できない事も多いパワー不足のTapehはどうしても確保したい人材には思えないのですが、FBはFA市場に余っている代わりに一流と言われるFBは常に不足しています。そう言う意味で単年契約としても確保しておきたい人材では有ります、個人的にはIR、PSと2年出番を待っているJason Davisにチャンスを与えて欲しいのですがDavisとTapehをキャンプで競わせるのが良いのではないかと思っています、出来るならば再契約して欲しいと思います。
 UFA,RFAになるメンバーを抜いた来年も契約が有る選手のサラリー合計と来年もキャップ(予定)を比べると15ミリオン前後残るようです(出来高払いを計算する必要は有ります)。ドラフトは1巡19位に決まりましたし、4-5ミリオンでルーキーとの契約を済ませる事は出来るでしょう。残りの10ミリオンでFA補強と再契約をする事になります。Javon Kearseの放出は確定的です、8年契約で16ミリオンのサインボーナスがあと10ミリオン残っていますが、3,1カットでも来年に分配できるルールを活用すれば2008シーズンに2ミリオン、2009シーズンに8ミリオンと言う形でゴーストサラリーを分配できます。そう考えれば来年6ミリオン程度のベースだったと思いますから4ミリオン程度更にキャップを増やす事も出来るでしょうし、一度に償却して4ミリオンほどキャップを減らす事にしても良いでしょう。どちらにせよ、プロボウル級の選手に手を出すだけのキャップは残しているという事です。L.Jの再契約が最優先になりますが、DBなどの補強を進める事ができるでしょう。

 予想以上にFA離脱選手が少ないですし、L.Jさえ確保できれば戦力ダウンは全く無いと言っても良いでしょう。Jeff Garcia,Micheal Lewis,Donte Stallworth(実質1年契約ですが建前6年30ミリオンの大型契約です)Roderick Hoodまでの4人は何らかの形でドラフト権を増やしてくれる筈です。ドラフト権も沢山有りますし補強は簡単に進むのではないかと期待してしまいます。

最後の挑戦に向けて

2008-01-01 04:14:48 | イーグルス
 新年明けましておめでとう御座います。Eaglesの2007シーズンは完全に終わりいつもよりも1ヵ月早く次の年に向けて動き出す事になりました。Andy Reidと共に走り続けてきたベテラン達に残された時間はもう有りません、最後の挑戦を精一杯応援していきたいと思います。
 皆様、今年もよろしくお願い致します。