和弥のノンアルコールライフ

酒の無い日常をここで語りましょう。

合理化か?

2018年11月30日 06時06分04秒 | 日記

やっぱ雨の後は寒くなった。真冬ほどの冷え込みではないが、いったい夏の暑いのと、冬の寒いのと、どちらが良いかと問われたら迷ってしまうなぁ。。。

おいらの働くスーパーの、上部組織で3年に一度の県大会があった。2年後を目途に8つある県内組織を1つに統合する方針を打ち出した。要する人口減少と過疎化が進み、生産性向上に対して合理化を行うというものと解釈する。おいらはパートだから直接の影響は少ないだろうが、正規職員さん達には静かに動揺が広がっていた。

合理化なんて、おいらの大阪での37年間の会社生活では「日常茶飯事」だったから、別に違和感がなかったが、彼らには初めて経験するであろう不安な事態なのはよく分かった。直接は転勤問題だろう。和歌山は東西に距離があり、自動車道こそ整備されつつあるが、鉄道においては都市間高速鉄道のようなものは存在しない。それを統合の名の下に東から西へ、山間部へと転勤の辞令が降りると生活基盤が脅かされる。単身赴任も視野に入れる事態となるのだろうが、それが辛いだろう。長年生まれ故郷で過ごしてきたのだから、想像ができないのかも知れない。ただ、転勤問題はどこの組織でも存在するもので、ここで挫折するなら社会では通用しないだろう。

お給料をもらっておきながら恐縮なのだが、おいらがパートとして入店した時も「競争の原理」が働かない、のどかな店だなぁ~と感じていた。これが田舎の良さなのだ!なんて勝手に解釈したものだったが、そうは問屋が卸さなかったという事だろう。総菜部門に赴任した時に、おいらは天ぷらで「ウインナー竹輪・紅生姜・玉ねぎ」の3種串天の販売を提案し、今では系列R店でも実施されている。こういう1例を引き合いにだしても、いかに競争がなく、毎日同じ商品だけを販売してきて、それで良しとされてきたかの証しだろうと思う。

これは避けては通れない問題だと思う。人員の削減もあるかも知れない、業務量がもっと増えるかも知れない、責任をもっと持たされるかも知れないが、彼らには頑張って欲しいと思った。