最近の労働市場は、どうやら「売り手市場」、全国的に人手不足らしい。それに漏れず、我が南紀地方でも人手が足らない。
業種にもよるのだろうが、３Kはもちろんのこと、高齢化社会の先端をいく地域なので、農業などはほぼ６０代後半からの人々しか従事していない様に感じられる。
おいらの勤めるスーパーにしろ、それは明白だ。賃金の問題や仕事量の事も原因としてはあるのだろうが、非正規雇用者がこの業種には多いのが特徴で、おいらもパート待遇でその中の一人である。
それは簡単に転職してしまう要因にもなっているのが事実とも言える。まだおいらなどは社会保険にも加入させてもらい、待遇としては良い方だが、現実は昨日の特売日でも、午後の日配はおいらだけの状態だった。
米１０㎏を何度も補充に腰を痛め、卵の補充に満載した重いカートを押して行き、牛乳の補充に数ケースを持ち上げてカートに乗せる。その間にも他の商品の補充や決められた作業が入る。
これでは正直、女性蔑視ではないが、男でしか務まらない作業だろうと感じた。
要因不足の中で、また若い社員が一人、転職して行った。それはもっと良い条件の仕事があったからでしか理由がない。もったいないなぁ～と思ったが、それはその人の判断であるから、店も止められない。
こうして人手不足が蔓延化してくると、仕事量と賃金などの待遇が合わなくなり、転職のスパイラルに繋がっていくかも知れない。
あぁ・・・おいらが考えても仕方がないことを、朝から書いてしまった。