波うちぎわに、透明で小さな、数ミリ程のエビがいます。
波が寄せてひいた後の波うちぎわで、あわてんぼのように動きまわっています。
そして、隠れなくちゃ!隠れなくちゃ!という風に、シャカシャカと砂にもぐっていなくなります。
ちいチャンが、波うちぎわに座っていると、波でぬれている足先で、波が来たらチョロチョロっと出てきて泳いで、波がひくと隠れろ!と、いなくなります。
かくれんぼをしていて、見つかった!みたいで、見ていると面白いです。
そのエビは、波がひいた後で砂と間違えて、ちいチャンの足の上で、一生懸命もぐろうと、クルクルクルクル動きまわることがあります。
くすぐったいのですが、エヒだから、トゲトゲの足やヒゲがあるのか、すこ~し痛いです。
痛くすぐったい。
だから、エビが何匹も足の上で動いていたりすると、ちいチャンは、海の水の中へ入って逃がします。
(かわいいけど、痛い。)
と、ちいチャンは思います。
砂浜で穴を掘ると、自然と下から水がしみ出てきます。
そうすると、周りの砂の中から、そのエビが出て来て、水の中を泳ぎまわり、水の底の砂にもぐって、いなくなったりします。
自由きままに出て来て、自由きままにいなくなります。
ちいチャンは、そのエビを食べた事はありません。
飼った事もありません。
名前も知らない、波うちぎわの、ちい~さなエビです。
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