ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

Play back ちいチャン物語(210)町の病院

2017年08月19日 19時41分09秒 | 日記

ちいチャンの町には、町立の病院が1件あります。

お医者さんや、看護婦さんは、そう何人もいません。

看護婦さんは、

ケガ人の手当をします。

注射をします。

注射器を、四角い蒸し器のような物に入れて、消毒をします。

包帯は、洗って診察室の隣の部屋に干してあります。

お医者さんの横には、

消毒液の入った洗面器が置いてあり、その下にタオルがかけてあります。

そして、診察室は、白い布で覆われたつい立てがあります。

つい立ての奥にはベッドがあり、

そこで手当をしたり、注射をします。

注射の液は、ガラスのアンプルに入っていて、先が長いです。

看護婦さんは、ヤスリのようなもので、アンプルに傷を付け、

先端を、ポキッと折ります。

そして、

注射器で、中の液を吸い取り、それから針を付けました。

ちいチャンは、注射が嫌いなので、

看護婦さんの行動を、いつもじっと見ています。

 

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