・秩父のSさんと西武秩父駅で待合せ,キノコ関連の流通・生産の現場を回る。50分ほどかけて、秩父では有名なスーパー・ベルク本部へ。近代化された設備とその規模大きさに度肝を抜かれる。Nさんはベルクのバイヤーだが,地元が秩父ということもあって,Nさんは地元の農家林家のキノコ生産者にもきちんと目を配り,品質のよいキノコについては地元生産者からの仕入れも積極的に行っている。
・素晴らしいことに、それは単なる慈善事業ではなく,「品質がよいものを選んで適正価格で売れば,お客さんが絶対分かってくれる」という信念を持って,仕事に取り組んでおられるのである!。薄利多売で効率ばかりを考えていると勝手に考えていた企業(スーパー)の中に,このように、”地元産業を育成しよう”という気概を持った人物がいることに感銘を受けた。巨大な倉庫には次から次へと青果品が集まり,ベルクの各店舗に配送される。その一つ一つの商品にNさんたちバイヤーの方たちの熱い想いがこもっているのが衝撃的であった。
・次に,エノキやマイタケを生産されているアグリカルチャー・センターのIさんを訪問。こちらは石川電気株式会社という異業種からの参入だそうで,その意外さにこれまたびっくり。エノキの生産現場では,オートメーション化された工程に驚かされる。エノキやマイタケが栽培されている現場をはじめてみたが、おなじみのキノコたちがわんさと生産されているのは感動的であった。オートメーション化されているとはいっても,細かい環境管理や工程の調整には,肌理の細かい“人”による作業が不可欠であることがよく分かった。
・ここでは,秩父にスギのおがくずをキノコ生産者に生産している専門業者さんもいることが分かった。意外なところにビジネスチャンスがあるものである。ところで、栽培に利用した廃培地も最近は捨てられずに、農家では再利用できるということであった。そこには、理想的な地域循環社会の姿が垣間見える。
・続いて,今度はナメコを生産されている角仲林業のYさんを訪ねる。沢沿いに設置された工房の前で,沢に渡る風を感じながらお話を伺う。ここでは,キノコ(ヒラタケ)を始めようとされたときや,ヒラタケからナメコへと転進されたときの社長さんの鮮やかな決断っぷりに感動。そして,こうした地元生産者の”頑張り”を支えているのは結局は、人と人のつながりだったり、信頼だったり、に尽きることに感じ入らざるを得ない。
・それにしても,“野に賢あり”である。今回の訪問では、”教えられてばかり”だったが,こうした賢人とのふれあいは学生にとっても貴重な経験になってくれると期待したい。
・素晴らしいことに、それは単なる慈善事業ではなく,「品質がよいものを選んで適正価格で売れば,お客さんが絶対分かってくれる」という信念を持って,仕事に取り組んでおられるのである!。薄利多売で効率ばかりを考えていると勝手に考えていた企業(スーパー)の中に,このように、”地元産業を育成しよう”という気概を持った人物がいることに感銘を受けた。巨大な倉庫には次から次へと青果品が集まり,ベルクの各店舗に配送される。その一つ一つの商品にNさんたちバイヤーの方たちの熱い想いがこもっているのが衝撃的であった。
・次に,エノキやマイタケを生産されているアグリカルチャー・センターのIさんを訪問。こちらは石川電気株式会社という異業種からの参入だそうで,その意外さにこれまたびっくり。エノキの生産現場では,オートメーション化された工程に驚かされる。エノキやマイタケが栽培されている現場をはじめてみたが、おなじみのキノコたちがわんさと生産されているのは感動的であった。オートメーション化されているとはいっても,細かい環境管理や工程の調整には,肌理の細かい“人”による作業が不可欠であることがよく分かった。
・ここでは,秩父にスギのおがくずをキノコ生産者に生産している専門業者さんもいることが分かった。意外なところにビジネスチャンスがあるものである。ところで、栽培に利用した廃培地も最近は捨てられずに、農家では再利用できるということであった。そこには、理想的な地域循環社会の姿が垣間見える。
・続いて,今度はナメコを生産されている角仲林業のYさんを訪ねる。沢沿いに設置された工房の前で,沢に渡る風を感じながらお話を伺う。ここでは,キノコ(ヒラタケ)を始めようとされたときや,ヒラタケからナメコへと転進されたときの社長さんの鮮やかな決断っぷりに感動。そして,こうした地元生産者の”頑張り”を支えているのは結局は、人と人のつながりだったり、信頼だったり、に尽きることに感じ入らざるを得ない。
・それにしても,“野に賢あり”である。今回の訪問では、”教えられてばかり”だったが,こうした賢人とのふれあいは学生にとっても貴重な経験になってくれると期待したい。