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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

Final manuscript

2008-09-09 | 研究ノート
・午前中は職場に復帰。ドタバタと連絡調整に追われる。午後からの弥生での会議に向かう電車の中で、町田英夫著の「接ぎ木のすべて」を読む。接ぎ木・挿し木のマニュアル本は数あれど、このように基礎から応用まで体系だって書かれている本は貴重。10月の樹木医学研修でも教科書として使えそうである。

・アカエゾマツのデジタルロガーの整理。日平均気温と湿度をとりまとめたものがようやく作成できた。これをさらに月平均でまとめてみると、当然ながら標高が高い方が寒いことが分かる。

・会議終了後、Yさんとアオキ人工授粉論文の最終(?)打合せ。先日より、原稿の最終(?)ファイルが何度かやりとりされている。最終とか、最終2とか、最終finalとか、投稿版とか、投稿間近になると、色んなファイル名が付いていくのはおなじみの光景である。最後まで粘って、いい論文にしたいところだ。

・Springerからのメール。Uくんのウダイカンバ繁殖成功論文がOnLineで見られるようになったらしい。この論文もアクセプトまではなぜか苦労したわけだが、こうして形になるとやっぱり嬉しいものである。この論文は個体密度が繁殖成功に及ぼす影響を遺伝解析と生態調査の両方で評価したもので、今後の引用はしやすい論文になりそうである。