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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

富良野初日

2008-09-02 | フィールドから
・朝一番の飛行機で旭川へ。機内でIくんのイヌブナ実生定着論文の原稿を読む。時間が経過すると、色々と見えてくるものがあるもので・・・。いくつか検討事項を確認しているうちに旭川着。気温は27度程度だが湿度が低いせいか、体感気温は涼しい(といいつつ、富良野人にとっては暑いらしい)。



・富良野駅でKさんにピックアップしてもらって、山部へ。Iくんと合流して、久しぶりに揃ったチーム”アカエゾ”。車を乗り換えて、さっそく90林班へ。雨が降る前に土壌サンプルを採取しようという魂胆である。



・90林班はかなり砂質の強い土壌。10cmほど掘ってから土壌サンプルを採取。作業開始時点では、久しぶりの作業は段取りが悪いが、徐々にスムーズにいくようになる。前山2箇所からも土壌を採取、続いて、25林班へ。さくさく掘って、完了。温湿度ロガーも無事にデータ回収できた。




・25林班ではフキを何者かが食い荒らした跡が・・・。久しぶりに、「ほー、ほー」と叫んでみたり。食後に3人でディスカッション。やればやるほど、混迷の度合いが強まる本プロジェクトをどうするかについて、だいぶ整理されてきた。やっぱりディスカッションは大事だ。というか、こういうディスカッションにいかに飢えていたのか、よく分かった。