・朝から晴天。生産掛に手伝ってもらって,90林班の樹幹幅,樹高の測定。大変な測定だったのだが、若者たちが軽々と動いてくれてサクサク進んだ。毎木プロットを2箇所設定し,こちらは測量から調査までをスタッフにお願いし,我々は大麓山頂へと行く。12時すぎに山頂到着。やはり周囲の山々がきれいに見える。KさんのEOS kissを借りてファインダーをのぞいてみると,思いのほか軽くて実にきれいだ。デジカメ一眼も一台欲しいところである。

・山頂のアカエゾマツは既に来るべき冬の準備をしている。改めてみると、針葉の形態の違いは顕著である。山頂では温湿度ロガーをもう一台設置。今度こそ厳冬期のデータを取りたいのだが,雪に埋もれるかどうかは微妙な高さかも。Oくんが追いかけている”ナキウサギ”を思われる鳴き声を聞いたように思ったが,残念ながら鳥の声だったようだ。登山道には既に真っ赤になったナナカマドの実生も見られて,もうすぐ紅葉シーズンであることを思い起こさせてくれる。

・今回のディスカッションで,急に実施することになった標高別試験地のアカエゾマツの調査。まずは4区に行って,20個体を選ぶ。ここは日当たりのよい個体を選ぶには苦労しない。ピンクテープとNoテープをつけて,後は10月にサンプリングを行う予定。次いで3区,ここは林道からのアクセスが楽勝ですいすいと終了。ところが2区,1区になると周囲の個体が死亡していないので,被圧されていない個体を20個体選ぶのが大変。1区はついに17個体であきらめることに。
・こうして標高別試験地がさっそく活かされるというのは嬉しい話だ。Kさんから指摘されるまで気がつかなかったのだが,標高に対するクラインを軸にすると,この試験地のデータを入れると急にアトラクティブになることが想定できる。論文を読んだとき,「ふーん」という感想で終わるか,「へえー!」という感動があるかの違いに相当するのだろうと思うけれど、この違いは大きい。

・山頂のアカエゾマツは既に来るべき冬の準備をしている。改めてみると、針葉の形態の違いは顕著である。山頂では温湿度ロガーをもう一台設置。今度こそ厳冬期のデータを取りたいのだが,雪に埋もれるかどうかは微妙な高さかも。Oくんが追いかけている”ナキウサギ”を思われる鳴き声を聞いたように思ったが,残念ながら鳥の声だったようだ。登山道には既に真っ赤になったナナカマドの実生も見られて,もうすぐ紅葉シーズンであることを思い起こさせてくれる。

・今回のディスカッションで,急に実施することになった標高別試験地のアカエゾマツの調査。まずは4区に行って,20個体を選ぶ。ここは日当たりのよい個体を選ぶには苦労しない。ピンクテープとNoテープをつけて,後は10月にサンプリングを行う予定。次いで3区,ここは林道からのアクセスが楽勝ですいすいと終了。ところが2区,1区になると周囲の個体が死亡していないので,被圧されていない個体を20個体選ぶのが大変。1区はついに17個体であきらめることに。
・こうして標高別試験地がさっそく活かされるというのは嬉しい話だ。Kさんから指摘されるまで気がつかなかったのだが,標高に対するクラインを軸にすると,この試験地のデータを入れると急にアトラクティブになることが想定できる。論文を読んだとき,「ふーん」という感想で終わるか,「へえー!」という感動があるかの違いに相当するのだろうと思うけれど、この違いは大きい。