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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

終わりよければ

2008-03-22 | 研究ノート
・Mol Ecolに投稿していたトドマツ種子散布論文がついにアクセプトとなった。今回は、subject editorであるPetit氏のみが査読した後、判断してくれたようである。久しぶりに、I am happy to be able to inform you という言葉を見たような気がする。ついぞ忘れていたこの感覚。そうそう、これを味わうために論文執筆の苦行を行っているようなところもあるわけだよねえ・・・。

・現在の状況は、細かい指摘を直してFinal versionを送れば、acceptableというものである。今回、Petit氏は細かい指摘をPDF上でいくつもしてくれいて(これは今までに見たことがないほど丁寧な査読)、そのほとんどが当方が修正原稿で書き直したところである。それに比べると、Kさんの文章はほとんど修正されていない(1箇所だけ、内容的な指摘があったけど)。

・当方がメールを見たときには、LさんとKさんの往復書簡が既に行われており、当方はその最終チェックを行いつつ、Finalに近い状態にすり合わせたような格好だ。しかし、この論文も2003年の調査開始から実に長い時間と労力がかかったものだ。途中で気力がなえそうになるときもあったが、今まで頑張ってきて良かった。終わりよければ、全て良しである。やはり、あきらめてはいけないのだ。

・突然な人には突然だが、8年間居た富良野を去り、西東京市に異動することになった。実は現在、引越しの真っ最中で、昨日は研究室の引越しを完了し、本日の午後には自宅の引越し(荷物の送り出し)を行う予定である。8年間という時間の中では、途中、辛い時期もあったが、特にこの1,2年は仕事もプライベート(バスケットなど)もすごく充実していたと思う。

・何よりも、周りにいい人がたくさん居て、そうした友人や知り合いに支えられたお陰で、楽しく過ごすことができた。後から振り返ると、きっと宝物のような北国暮らしとなるんだろう。

・さて、本ブログですが、できれば東京に行って落ち着いたら、(装いも新たに)再開したいと思っています。相変わらず、マニアックな内容だと思いますが、お暇なときにでも見ていただければ有難いです。ではそれまで、ごきげんよう。