・11日から13日は本学の体験ゼミということで、学生20名を迎えての実習。当方は12日からの参加である。12日はスノーシューを履いて、樹木園の裏山を鹿道をGPSでトレースしながらポイントを探るという一種のサバイバル的(?)な実習となった。4班に分かれての行動だが、とにかくスノーシューにみんな悪戦苦闘している。

・鹿の足跡は簡単に分かるだが、糞の大きさや形で、ある程度の年齢やサイズが分かる。Oさんいわく、雌雄で形が異なり、長細いのが雄で、丸っこいのが雌だそうで、これは当方も初めて聞いた。よくよく注目すると、子供のサイズはかなり違うので少なくとも3頭以上いただろう、などということがよく分かる。学生の一人が発表していたが、まさに隊列をつくって移動していたことがよく分かった。
・この辺では、ササはかなり食われている。タラノキも同様である。しっかし、あの鋭いとげをへっちゃらとはすごいねえ・・・。オヒョウの食痕は古いものしかないが、オヒョウとハリギリが癒合しているように1箇所から生えているところでは、見事にオヒョウだけが食われていた。

・鹿道にいざなわれるままに登っていくと、急に視界が開ける。数年前の強風によって木がバタバタと倒されている。ハイランド富良野でカラマツがひっくり返っていたときの風らしい。そこからは引き返し、横にずれていくと最後は4班と合流。

・お昼を樹木園で焚き火をしながら食べる。こうした体験も学生にとってはかなり新鮮だったようだ。焼き芋ができればもっといい!という意見には納得させられたのだが、確かに、少しだけ、”お楽しみタイム”みたいなものがあってもいいのかもしれない。
・東山での造材現場を見学後、講義室にてGPSデータをダウンロードして、デジカメ画像をリンクさせて、班でのディスカッション。班にもよるが、あーでもない、こーでもない、となかなか熱い議論が展開されている。鹿が角をとぐのは何故か?ということについて、面白い仮説が提唱されたり、却下されたり・・・。なかなか頼もしい。それにしても当世の学生たちはパソコン慣れしているのか、GPSからのダウンロードなどの作業は、しゅしゅっとやってしまう。
・ジンギスカン後(ビール無しのジンギスカンは結構つらい・・・)、ふくろうのペレット(丸ごと飲み込んだネズミなどの骨を吐き出した塊)を解体して、ふくろうが何を食べていたかを観察するという実験(?)を行う。Mさんによると、これはアメリカの小学校1年生の授業で行われ、とても人気の高い授業の一つだそうだ。

・当方も完全に学生とともにやってみると、これが実にはまる!頭蓋骨が2つも出てきたときには、おおっと感動してしまった。骨からコケみたいに付着した毛などのカスをうまくはがせたときには妙な快感がある。当方にしてみると、卒論でさんざんやった埋土種子の検出に似ている。学生たちもはまり込んだまま一向に終わろうとせず、結局、2時間以上やり続けた学生もいたらしい。

・持ってかえって、後日、子供に見せると、骨をルーペで眺めて”わおっ”と感動している。ちょうど小さな恐竜の化石のように見えるらしい。なるほどねえ。

・鹿の足跡は簡単に分かるだが、糞の大きさや形で、ある程度の年齢やサイズが分かる。Oさんいわく、雌雄で形が異なり、長細いのが雄で、丸っこいのが雌だそうで、これは当方も初めて聞いた。よくよく注目すると、子供のサイズはかなり違うので少なくとも3頭以上いただろう、などということがよく分かる。学生の一人が発表していたが、まさに隊列をつくって移動していたことがよく分かった。
・この辺では、ササはかなり食われている。タラノキも同様である。しっかし、あの鋭いとげをへっちゃらとはすごいねえ・・・。オヒョウの食痕は古いものしかないが、オヒョウとハリギリが癒合しているように1箇所から生えているところでは、見事にオヒョウだけが食われていた。

・鹿道にいざなわれるままに登っていくと、急に視界が開ける。数年前の強風によって木がバタバタと倒されている。ハイランド富良野でカラマツがひっくり返っていたときの風らしい。そこからは引き返し、横にずれていくと最後は4班と合流。

・お昼を樹木園で焚き火をしながら食べる。こうした体験も学生にとってはかなり新鮮だったようだ。焼き芋ができればもっといい!という意見には納得させられたのだが、確かに、少しだけ、”お楽しみタイム”みたいなものがあってもいいのかもしれない。
・東山での造材現場を見学後、講義室にてGPSデータをダウンロードして、デジカメ画像をリンクさせて、班でのディスカッション。班にもよるが、あーでもない、こーでもない、となかなか熱い議論が展開されている。鹿が角をとぐのは何故か?ということについて、面白い仮説が提唱されたり、却下されたり・・・。なかなか頼もしい。それにしても当世の学生たちはパソコン慣れしているのか、GPSからのダウンロードなどの作業は、しゅしゅっとやってしまう。
・ジンギスカン後(ビール無しのジンギスカンは結構つらい・・・)、ふくろうのペレット(丸ごと飲み込んだネズミなどの骨を吐き出した塊)を解体して、ふくろうが何を食べていたかを観察するという実験(?)を行う。Mさんによると、これはアメリカの小学校1年生の授業で行われ、とても人気の高い授業の一つだそうだ。

・当方も完全に学生とともにやってみると、これが実にはまる!頭蓋骨が2つも出てきたときには、おおっと感動してしまった。骨からコケみたいに付着した毛などのカスをうまくはがせたときには妙な快感がある。当方にしてみると、卒論でさんざんやった埋土種子の検出に似ている。学生たちもはまり込んだまま一向に終わろうとせず、結局、2時間以上やり続けた学生もいたらしい。

・持ってかえって、後日、子供に見せると、骨をルーペで眺めて”わおっ”と感動している。ちょうど小さな恐竜の化石のように見えるらしい。なるほどねえ。