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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

やどりぎ

2008-03-05 | Weblog
・実習下見ということで、麓郷のアンパンマンショップの近くの森林に行く。なるほど小径木がたくさんある上に安全で、冬芽の観察にはもってこいの場所である。シナノキ、シラカバ、ヤナギ、ヤチダモなどが主だが、よく見るとセン、カツラ、エゾマツ、トドマツもあり、それなりに多様な種構成である。



・この時期、ヤドリギが目につく。いまだにオレンジ色の実をつけているものもあるのだが、奇主である樹種はある程度決まっているようにも思える。ここではヤマナラシ、シラカバ寄生しているものが多く見られる。鳥の活動(止まりやすさ)によるのか、あるいは、発芽のしやすさ(樹皮の固さ?)などによるのか、興味があるところだ。

・気がつくと、内部勉強会でのプレゼンは翌日に迫っている。基本的には、演習林ゼミで発表した内容を焼きなおす予定なのだが、流れを整理したり、新たに樹高、樹冠面積のグラフを作り直したり、五十嵐ら(2005)の図を取り込んだり・・・。慌しく修正作業に追われる日々である。