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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

ゼミ発表

2008-02-15 | 研究ノート
・昨日のアカエゾマツのゼミ発表では、かなりの質問やコメントを頂いて、なかなかの反響であった。しかし、途中でついていけなくなった学生も多かったようで、やや詰めすぎたかと反省。学生のSさんいわく、「発表している先生が楽しそうでした・・・」。何かよく分からくても、(こちらが・・・?)楽しんでいる様子だけは伝わっているようである。この研究、動機が不純(?)なだけに、うまく説明するのがなかなか難しい。この研究、local adaptationにはつながらないのでは、という指摘はもっともである。

・秩父のSさんとK林長から、アカエゾマツは実は環境適応能力がありすぎるので、実はlocal adaptationの研究には難しいのではないか、という深ーいご指摘を受ける。エゾマツの方がいいんじゃない、とも言われたが、アカエゾマツが好きだからやっているわけで、こちらもそう簡単にいきそうにないことは既に実感している。難しいのは大いに結構だが、後はどのようなストーリーを組み立てていくかが課題になりそうである。

・そのまま飲み会突入といきたかったが、5時からの会議開始が延びたために、研究部にて皆が飲み会へと参加していくのを横目で見ながらの待機、というあまりにも厳しい”おあずけ状態”となる。ようやく終わって、宴会。つぎつぎと手料理が出てきて、最後はシャンパンゼリーとイチゴのデザート、いやはや素晴らしかった。