GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

尾瀬ヶ原(58)⭐︎

2023年10月10日 22時48分00秒 | 登山
こんばんは。

10月3日は4:27に家を出て山に向かいました。

今回は電車とバスを乗り継いでの遠征。
山小屋1泊の冒険です。

道中を色々と書こうと思いましたがやめます。

乗り過ごしたら終わりなので手書きのメモも持って行きました。

家を出てから登山口のバス停まで片道6時間…。

10:00頃に尾瀬戸倉。
尾瀬戸倉。
なんか親近感ある名前だと思ったら1と3を消せばオレの苗字ですね。

平日だけど団体客が多かった。

皆さまがいなくなった頃に登山口からスタートします。

入念に天気予報を調べて来たからめっちゃ天気良くて良かった。

登山道に入って10分位でめっちゃ嬉しいことが!登録者数1.36万人の登山YouTuber『JapanesePorter-尾瀬歩荷-』さんとすれ違った!

前日まで彼らのYouTubeで予習をしていたので思わず『うゎ!』と声をかけたら一緒に写真を撮ってくれました。

ちなみに翌日の下山の際もすれ違ったんだけど彼らの方から『昨日はどうも!気を付けて!』と声をかけてもらえてめっちゃ嬉しかったです。

ここから延々と木道歩きが続きます。

尾瀬は熊多発地帯。
なので熊鈴は2個付けて行きました。

尾瀬一帯は東京電力が土地を所有&管理しているようです。

なので木道の木には東京電力の焼印が押されています。

木道を歩いていると木道のメンテナンスをやっていました。

なんか見えて来た。

尾瀬山の鼻ビジターセンター。

この地で生きていただろう

生物の剥製がたくさんありました。

今回泊まる山の鼻小屋。

1泊2食。個室で13,000円でした。

ここから尾瀬ヶ原歩きが始まります。
同じような写真ばかりなので好きな写真だけ厳選します。

前を歩く女性2人。
手を繋ぎながら歩くなんてとても穏やかで幸せな景色だなと思った。

尾瀬ヶ原は湿地帯なのでこういう景色は頻繁にあります。

尾瀬ヶ原は燧ヶ岳(ひうちがたけ)を眺めながら歩きます。

見たことないようなアフリカンチックな木が途中で多く見られた。

この山行は登りなくて景色良くて心地よいって思うでしょう?
確かに木道は整備されているけど木道を落ちるとそこは沼だったり高さがある場所だったりする。
平均台をスタートからゴールまで歩かされる感じ。

一度落ちた
そこは草原だったけど木道に登り返すのは結構しんどかった。

綺麗だけど変わり映えしない風景。

そして淡々と続く木道。

登りのないフラットな1日目だから装備はかなり軽めで行った。

でもそんなに甘くなかった。
踵に大きな水脹れが出来ました。

宿泊する山の鼻小屋はとても立派な山小屋でした。

個室に泊まれて感謝です。

尾瀬は東京電力が土地を所有&管理しているからか電気も水も使えます。

夕飯は山小屋とは思えないくらい豪華です。
ニジマスの唐揚げと茶碗蒸しは出来たてのものを用意してくださいました。
今回の山旅は不本意なものになってしまいましたが自分自身大きな2つのことを乗り越えました。

1つ目。
『山ではご飯を残してはいけない』と心得ていたこともあり。
ニジマスの頭も尻尾を食べました。
頭はちょっと苦かった。
でも美味しかったー。

そしてお部屋に戻って就寝。
布団もコタツもふかふかで最高。
明日はいざ日本百名山の至仏山を登るので楽しみに就寝しました。

4時頃に『バサバサ…』という音で目が覚めた。外は大雨。。。
登る予定だった至仏山は天気の良い日でも蛇紋岩というとても滑る岩場があってめっちゃ危険だと言われているので…諦めることにしました。

そして朝ご飯。めっちゃ豪華だなぁ。
そして2つ目の初挑戦。
朝ご飯の中に納豆があって。
オレは納豆が嫌いで一生食べるつもりはなかったんだけど。
でもこれを機に克服しようかと思ってみた。
食べてみた。
予想通り美味しくはなかったけどこれからは上手く工夫をして納豆を食べていこうと思います。
※全て完食しました!

そして7時過ぎに山の鼻小屋を出発して帰路に着きました。

天気予報では晴れ予報だったのに…土砂降りでした。
登山といったらレインウェアとイメージしていましたが折り畳み傘もありね。

傘をさしての山歩きも初体験できて良かった。

無事に到着。
時間とお金をかけて行ったのに。
一つも山は登れなかった。
んー。無念。

片道6時間。たくさんのお金を使って臨んだ登山でしたが一つの山も登れずに終わってしまいました。
危険は承知で雨の中、至仏山を目指そうか…とは全く考えなかった。
日々山での遭難、滑落事故が報じられていますがやっぱり安全が第一。
過去に奥多摩で滑落したことが今の自分には良い薬になっています。

10月4日は登山後に大きなサプライズがあって。
尾瀬からの帰りに実家に寄った。
そしたら父親が息子を呼んでくれていた。
嬉しかったな。
両親と自分と息子が一緒に会う機会なんてもうないと思っていたから。
ありがとうお父さん。

とても不本意な山旅になってしまったけど。
次は良い山旅が出来るように頑張ります。

これからも家族のために一所懸命働いて行かなきゃね。


ケセラセラ☆

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