GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

鋸山・大岳山・御岳山(26)⭐︎

2022年09月27日 23時56分00秒 | 登山
こんばんは。

9月26日は5:00に家を出て奥多摩に向かいました。

そう。7月、8月と自分自身の不注意と過信から奥多摩で失態を繰り返してしまいました。
どうしてもそれらの失態を精算して9月を終えたかったのでずっと目標にしていた『鋸山・大岳山・御岳山』縦走にチャレンジして来ました。

準備体操をして7:41に奥多摩駅をスタート。少し歩いて登山口に入ります。

自分自身『今回は絶対に成功させる!』と強い意気込みで臨みます。

少し歩くと休憩所が。

そして最初の難関『地獄の階段』。
斜度45度の階段が先が見えないほど続きます。

「1.2.3...」と段数を数えながら登ったら意外と苦なく登り終えました。
有名な登山YouTuberさんは185段と言っていたけどボクが数えたら187段でした。
後半に段数に数えて良いのか微妙な段もあったので誤差は出ますね。正解はあるのかな?

5分ほど歩くと五重塔が。
初っ端から見どころ満載です。

隣にある愛宕神社で家族・友人の幸せと山旅の安全祈ります。

立派な狛犬。

カッコいい。

ここから先に進む林道は崩落しており迂回路が出来ていました。

その迂回路から先へ進みます。

立派な愛宕神社の鳥居。気が引き締まる。

鋸山を目指します。

ここから急登が多くなる。

そしてこのコース。山道を塞ぐ倒木もとても多かった印象です。

そして何より岩場(鎖場)が多い。
前日に雨が降ったのか山道は湿った箇所が多かったので慎重に。

ケルン(積み石)も序盤はかなりありました。ケルンは重要な分岐の目標としての意味があるので山に行って意味もないのに積み石をするのは良くないらしいです。

それと階段や梯子も多かった。

今回の登山では貴重な絶景。
ほとんど樹林帯を歩くので景色を楽しむというより岩場・鎖場を楽しむコースのように思います。

天狗様。御岳山の近くに天狗岩というスポットがあるのだけどこの地帯は天狗信仰があるのでしょうか。
天狗様にもたくさんお祈りして先を進みます。

岩。

剥き出しの木の根。
ワイルドな急登が続きます。

そしてこのコース最大の難所と呼ばれる場所に。右は足場の悪い鎖場。左は鎖場を登らなくても先に進める巻き道。もちろん右に。

垂直に近い岩と木の根の登り。

でも鎖がしっかりしているので足場をしっかり確認して登れば大丈夫。湿った木の根が滑ってちょっとだけ手こずったけど。

登山開始から1時間半。ここまでかなりインパクトのあるルートが続いて疲労感もあったけどまだ鋸山まで半分も来ていない・汗。

先を急ぐ。倒木だけじゃなくて枝が山道を塞ぐところもあった。

秋だね。山道にはたくさんの栗が落ちていました。
これらは山で生きる動物たちの貴重な食べものですね。

そして急登をどんどん登り…

鋸山(1109m)登頂!
しんどかった!でも絶対に来たい場所だったからめっちゃ嬉しい!達成感が凄い!

ハイドレーションでこまめに水分補給してたけど2リットルしか持って来なかったからちびちび飲んで。
だから鋸山山頂でのアミノバイタルゼリーは美味しかったー!

ちょっと休憩して大岳山を目指します。

ちなみに今回も自分で作ったおにぎり(おかか昆布)を持って行ったんだけどお腹が空かなくて食べませんでした。

しばらくは穏やかな山道が続きます。

今まで見たことのないタイプの階段。

約30cm四方とやや小さいし段差がバラバラなのでサクサクとは登れません。でも階段があるというのはありがたいことです。

そして登り続けて…

大岳山(1266.4m)登頂!
めっちゃ嬉しい!

大岳山は鬼滅の刃に登場する嘴平伊之助の出身地です!記念写真撮れて嬉しい!

山頂からの景色。伊之助もこの景色を観たのかな。
ここから御岳山を経由し下山します。

途中にあった神社。

巨大な石。

そして目立たない場所に可愛い狛犬。

鳥居を抜けて先を進みます。

何やら工事中の大きな建物が。でも廃墟のようにも見えるし次に来た時に確認してみましょう。

そしてこのコースはじめてのトイレもありました。

その先にあるこれはヘリポート?
ちょっと休憩して先を進みます。

湧水かな。でも細い山道に染み出しているので通る時は注意が必要。

この地帯はこのような看板が多く掲示されていました。

しかし危険箇所には鎖だけでなく手すりまで付けられているので大丈夫です。

沢の音が聞こえる。もう下界は近い。

少しコースを外れて綾広の滝を目指します。七代の滝はちょっと遠いのでやめといた。通り過ぎたけどロックガーデンがなにか良く分からなかった。

※奥多摩はツキノワグマの生息地でこの近辺でも目撃されているようです。
※今回は平日登山だったのですが大岳山から御岳山まではかなりの登山者がいて極端な話し常に山中に熊鈴の音が響いているような状態でした。クマもさぞかしうるさいだろうなと思うほどでした。

鳥居の向こう側に綾広の滝。

神聖な気持ちになります。

沢を渡ると祠があったので。

お祈りして来ました。

この近辺はケーブルカーで御岳山まで登って来た一般客が多いので大きなザックを背負った登山者はほとんどいなくなります。

先を進みます。
途中にあった謎の巨木。

このコースは山道を塞ぐ木が多かったな。
きっと山の神様が「焦らずゆっくり歩きなさい」と言っているんだろう。

天気も良く歩いてて気持ちいい。

どんどん降ります。

ここが迷った。右の道を行った方が良かったのか。でも左に進んで良かったと思う。

大好きな彼岸花。

そして建物が見えました。
御嶽神社に着きました。

そして御岳山(929m)登頂!
御岳山の山頂標識は本殿の裏の一番奥にあります。

とても立派な山頂標識ですが文字が読み辛いですね。
そして御岳山駅まで進みます。
途中にある石のベンチ。
なんか痛々しい…。

拷問みたいで…。
これはセーフだと思う。

昔懐かしい商店街を進みます。

もう下山って感じではないね。

でも油断厳禁。道の真ん中にデカいカエル様がいたりするから。
そして無事に御岳山驛に到着!
ここまで約12km7時間登山してめっちゃ疲れているけどロープウェイなんて乗らないぜ!

御岳山驛の売店の方に聞くとロープウェイの乗り口(滝本駅)まで下山するには50分かかるとのこと。

でも15:22のバスに乗りたいという欲が出て急いで下山することにしました。

50分かかるところを30〜35分で下山出来ればバスは間に合う。

だけど途中に「滝本まで◯km」の標識が全くないのでめっちゃ気持ちが焦る。
途中でロープウェイの線路が見えたのでゴールは近いのかと思った。

結果ロープウェイを使わずに25分で下山!

ちょっと余裕を持って滝本駅に到着。

そこから5分ほど歩いてバス停に到着。

登山中は「この世で一番美味しいのは水!一択!」って思うんだけど下山後のコーラはまた格別に美味しい!

観光客でいっぱいのバスに揺られ御嶽駅へ。

無事に下山出来て良かった。

バスはもちろん次の電車も座れる訳もなく。
でも靴紐緩めた瞬間はコーラを飲んだ時と同じくらい気持ち良かったけど、今日最も気持ち良かったのは鋸山で飲んだアミノバイタルゼリー、そして大岳山に伊之助を連れて行けたことだね。

先週の浅間嶺と同じ15.6kmを歩きました。

今回は浅間嶺よりも登り降りが多かったのでとても疲れました。

今月は念願だった『塔ノ岳』『浅間嶺』『鋸山・大岳山・御岳山』に登れることが出来て良かった。

10月は紅葉を楽しみに登山出来たら良いな。


ケセラセラ⭐︎
コメント
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