GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

浅間嶺(25)⭐︎

2022年09月23日 12時22分00秒 | 登山
こんにちは。
塔ノ岳の余韻と筋肉痛を忘れないうちに次の山に行きたくて。
20日と23日が休みだったんだけど23日の方が悪天候の予報だったので20日に登山に行って来ました。

5:17に家を出て山に向かいました。

武蔵五日市駅から。
東京都唯一の村「檜原村」にある「浅間嶺(せんげんれい)」に向かいます。

このバスに1時間近く揺られて目的地に向かいました。途中で小学生10人位が乗って来て。全員ランドセルに熊鈴を付けてる。

鹿や猪が出るんだね。

なのでボクも熊鈴を鳴らし8:21「浅間尾根登山口」バス停から登山開始しました。
この時は既に雨は止んでいたけどまた降り出したら面倒なので初めてのmont-bellストームクルーザージャケットを着て出発。
※後で下も着ておけばと後悔する。

今回もYAMAPを使って登山。ボクは登山口ではなく駅やバス停などの拠点をスタート&ゴールにしています。

ボクは低山登山YouTuberさんの動画を参考に登山することが多い。今回もそう。

YouTuberさんの動画に出て来たワンちゃん。
可愛い。

とても歴史を感じる集落。

雲というか霧というか…空がうねっています。
とても派手な看板たち。
右のポスターを見るとやっぱりここは東京なんだと感じます。

長い舗装された林道を歩き終え山道に入ります。

この山の道は細い。

お地蔵さんを見るとホッとします。
「無事に下山できますように」
お賽銭とお祈りを。

伝わるかなー。道が細いのよ。

サル石。

消えてて読めないけど
この石の何処かにサルの手形があるらしい。

そして先に進みます。道が細い。

一本松というスポットだけど何も標識はなく。後で分かったけどこの辺りを「一本松山」と呼ぶらしい。

お賽銭とお祈りを。

数日前に登った塔ノ岳はもの凄く整備された山だったけどあれはきっと特別なんだと思う。一般的な山はこんな感じだよね。

たくさん自撮りしたかったけど歩きながらの自撮りは危険過ぎるので止まって安全を確認してから自撮る。

お賽銭とお祈りを。

本来なら絶景ポイントであろう場所に来たが見事に何も見えない。これはこれで絶景だと思う。

そう。ずっと小雨が降っているので道はぬかるんでいます。

やっと休憩所に辿り着いた。

雨足はだんだん強くなっている。

多分下山してゴールするまで雨宿りできるのはここが最後。

自分で作って来たおにぎり2個を食べた。

具はツナマヨ。美味しかった。

大好きな彼岸花が咲いててちょっと元気が出た。

人里と書いて「へんぼり」と読む。来る途中のバス停にも同じ地名があったけど他にも到底読めない地名がたくさんありました。

お賽銭とお祈りを。
ルートが分かり辛くてYAMAPを手放せなかったんだけど雨が本降りになって来たのでスマホが上手く操作できない。

なんとか浅間嶺の山頂に到着。

しかしここは見晴らしが良くないため山頂標識は別の場所にあります。

山頂標識に到着。
素晴らしい山頂標識に辿り着くとテンション上がるね。

さて問題はここからだ。
954m登って来たは良いが下山地点まで1288mを降らなくてはいけない。
ただでさえ下山はキツいのに雨が降って滑るなんてヤバ過ぎる。
下山を開始して3回滑って後方に手を着いた。お尻を着いてしまうと帰りのバス&電車に乗りづらくなってしまうので凄く慎重になった。
しかし…3回目に滑った時、着いた右手に激痛が走った!
まさかのアイツに刺されてしまった!
それが何かは最後にお伝えします。

これ以上滑ると危険というかほぼ無理な状態になったのでいつもお守りとしてザックに入れている軽アイゼンを装着。

これで滑らず歩けるようになったけど何しろ道が細い。

写真で伝わるかなー。
左に落ちたら多分登り返しができない急斜面。もし滑落したら…YouTuberさんが「滑落したら誰にも助けて貰えない場所だからソロはオススメしない。」と言った意味が分かった。
※登山者が少ないからなかなか発見されないということ。

そんな細道を延々と歩きます。

雨は気持ち良いほどに振りっぱなし。

山道は水が滴り落ちまるで沢のよう。

大嫌いなカエルが嫌ってほどたくさんいたけどビビってると転びそうなのでひたすら無視してました。

茶屋が

閉店してしまったのね。

なんか寂しい。

払沢の滝バス停を目指します。

ここで軽アイゼンを外しました。
神アイゼン様ありがとう♪

そう。下半身はずぶ濡れだったんだけどトレッキングシューズがずっと泡吹いてて。
なんなん?
写真は撮らなかったけどCW-Xのメッシュ部分も泡吹いてました。

ひたすら下山する中ここは分からなかった。左の車道ではなく

右の細い道を進まなければいけないのね。
無駄足踏んだけどそういうところも登山の楽しみなんだと思う。

そしてひたすら下山。

やっと雨宿り出来る場所に辿り着いた。
トイレで荷物を整理して次の場所へ。

払沢の滝を目指します。

途中にガチャガチャ発見。
やらなかったけど。

途中に郵便局がありました。

営業してるのかは分かりません。

15分ほど歩きます。

そして到着。

払沢の滝(ほっさわのたき)

東京都で唯一「日本の滝百選」に選ばれた名瀑。
雨のおかげでいつもより多い水量で凄い迫力でした。

そして無事に「払沢の滝入口バス停」に到着。

近くの豆腐屋さんはお休みでした。

営業してても買わなかったと思うけど。
独り身なもんで。

急勾配のない山ではありましたが15.6kmを歩きました。

雨の中954m登り1288m下山したのはとても大変だったけどとても良い経験になりました。

バス停でビショ濡れになった荷物をまとめます。もっと防水対策しなきゃダメだと反省。

14:17武蔵五日市駅に到着。
この頃には雨もやんでおりましたw
そんなもんだよね。

今回は曇りを予想して登ったけど大雨となりました。しかしとても学ぶことの多い有意義な登山でした。

mont-bellのストームクルーザージャケットは本当に快適でした。
雨や汗でベタベタすることなく上半身はサラッとした感じ。
なのでストームクルーザーパンツ(下半身)も履いておけば良かった。
レインウェアが登山の3種の神器と呼ばれる意味を体感できて良かった。


絶対に濡らしてはいけないもの。
スマホ。紙幣。ファーストキット。 

【スマホ】雨の中YAMAPを操作をしていたので水没はしてないけど端末に水気が入り湿気ってしばらくは充電出来ませんでした。
※今回は雨宿り出来るところがほとんどなかったのでスマホ操作は大変だった。

【紙幣】濡れてしまうとコンビニや駅で自動精算が出来なくなる。

【ファーストキット】絆創膏やガーゼ、薬などは全て水浸しで全滅になりました。

 

登山を始めて約1年。
素晴らしい景色を見たり楽しい経験もあるけど辛いことや失敗することもたくさんある。だから楽しいんだと思う。
色々と経験して猛暑の登山は危険だけど雨天の登山は全然ありだと思いました。
レインウェアや足元の準備をしておけば大丈夫。

御守りの鈴が千切れてしまった。でも山に落ちずに家に帰って来てくれて嬉しいし修理するのも楽しい。

そして山で滑った時に刺された件。
これは刺された直後。雨で手がふやけています。

そしてこれが今の状態。
棘が残っているのかチクチクと痛みます。

ボクが刺されたのはこれ!

滑って手のひらを着いたところに「いが栗」があって。見事に突き刺さりました。

まあ雨も栗も振り返れば良い思い出です。

ファーストキット(応急処置)をまた揃えなきゃ。

それでは。


ケセラセラ⭐︎
コメント
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