死んだら談志2024

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回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その六百四十四

2007年09月12日 23時08分18秒 | Weblog

汚い金か秋茜いなたき

久々に映画の試写会なるものに行った。
11月公開の「once ダブリンの街角で」。
タイトル通りアイルランドはダブリンのストリート・ミュージシャンのお話。
と言ってもよくあるやんちゃな少年がストリートからのし上がって行く‥‥といった夢物語的なストーリーではなく、
どこにでもあるミュージシャン周辺の話題を肩の力を抜いて撮った、
ドキュメント・フィルムのような一編。
主演の男女も、監督もすべてミュージシャン。それもバンド仲間(男優&監督)だから、
呼吸というか空気感の切り取りは実にナチュラル。
お話も妙に「映画っぽく」せずに淡々としたタッチで進み
ちっちゃなエピソードが積み上げられ、これがまたきゅんとくる。
スピルバーグが絶賛したというが、自分の学生時代のフィルムを見せられたような、
そんな感覚だったんじゃないかな。
もう一度みたい映画ではある。
音楽もあたりまえのように、すごくいい。
ちょっとここのとこグダグダ気分だったのがシャキンとした。
こういうラッキーは実にうれしい。

辞意の日の意地
自慰済ます遺児
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