死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その百九十一

2006年06月13日 00時03分43秒 | Weblog

糸の音や端居添いしは屋根の樋

雨の日の午後「ゲルマニウムの夜」を観た。
仮設の一角座。
樋を落ちる雨の音が、
微妙なBGMとしていい味を出していた。
臭いの希薄な映画だった。
体臭も腐敗臭も、甘い香りもしなかった。
匂いに善悪はない‥‥と言う。
ただ、その匂いがしないのだ。
匂いも臭いもしない。
神々は何を囁いていたのだろう。


河鹿しかじか
瀧浴び飽きた
コメント
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