Field Note

山遊び、川遊び、百姓生活、
年中無休な田舎暮らし

2013百姓日記@ハウス張り

2013-03-26 01:25:58 | 百姓
3月も下旬、田畑の雪も解け始めいよいよ百姓の準備も始まります。
雪がとけると共にまず始めに行う作業はハウス張り。冬、雪で潰れてしまうので秋仕舞いで剥いだハウスを張ります。


早朝6時、ハウスを張る作業は風が強敵。よって朝早くの風の弱い時間を狙ってやらないと簡単にやってる最中にぶっ飛んでしまいます。
腰周りは前日におふくろが張っててくれたので上っ張りの作業。

ハウスによじ登り1枚もののビニールを引っ張りかけて行く。位置決めをしハウスに固定。その年その年で微妙に張る位置を変えないと針金でおさえた部分が破けて弱くなる。安いものじゃないので長持ちさせる為には細心の注意を払う。。

骨と骨の間に黒いビニール紐を張りさらに補強、他の家の人とかは間隔を空けて張りますが、我が家は風当たりが強い辺りなので全てに張ります。ちなみにこの紐張り作業はハウスの上を私が高校時代の使わなくなった運動靴をビニール紐にくくりつけ屋根越しに投げて1本ずつ張って行きます。
これ、反対の人のアタマによく当たるんです!だから、ビニール越しの影を見ながらの作業、ずっと投げてるとこれまた結構疲れます。。。

ハウスを張り終え今度は、苗床の水耕プールの準備、そして奥は春野菜も植え始まります。

百姓シーズンもいよいよ始まり、春山もいい時期に重なり忙しくなってきますが、10年も過ぎればカラダが自然と次への仕事へ反応していきます。
今シーズンも頑張りますよ!