一生

人生観と死生観

事故は突然襲う

2010-09-27 21:52:29 | 生活
9月27日 雨
 気温は急速にさがりつつある。秋は進み、年末の予感におびえる人々にとって、心寒い季節である。私はいったいこの時にどのように振舞うのがよいのだろうか。一瞬の疑問が心をよぎる。今日は馬鹿馬鹿しいといえばそのとおりの事故に出逢った。二階の階段の入り口でものをとろうとして、体のバランスを崩し、右手を木材の角に強くぶつけて出血した。それですんだのは幸運であった。もっと下に落ちて頭を打つなり、あばら骨をぶつけるなりしたら大変だった。私は噴き出る血を見て手当てする前に、まず神に感謝したい思いであった。早速消毒して包帯をと思ったが、こんなことを想定していないわが家には消毒薬がない。隣の家は出かけている。とにかく応急の手当てをして出血はおさまった。包帯をまいて夕食も普通にとった。こんなことから人生の無常を思うといったら多分大袈裟に聞こえると思うが何が起こるか一寸先は分からない思いをするのが事故というものである。ましてや人命に関わるほどのほどの事故であったらどうだろう。用心はしてもすべてを防ぎきれるものではないのだ。