一生

人生観と死生観

ああ児童館問題

2007-11-17 16:20:33 | 生活
11月17日 晴れのち曇り
 渡辺孝男さんからの便りで宮城県中央児童館の存続請願が11月16日付けの河北新報の記事になったことを知った。現在約1万5千の署名が集まったという。街頭署名活動もそのうちにやると書いてある。県当局にとってはかなりのショックではないか。それともこれに便乗してこの問題の政策転換により事態の収拾を図る方向へ行くか。いずれにしても早急に対応してもらいたい。
 県の態度は行政機能重視で児童館活動の実質の評価が落ちているようだ。今まで積み上げてきたジュニア・リーダー育成の宮城方式などすぐれたものを温存し、さらに発展させることだ。場所を増田地区に移すことがよいとは到底思われない。歴史的な観点も重要だ。おてんとさんの碑やいのち像の彫刻を捨て去るごとき態度はまったくいただけない。「機能重視」もここまで来ると「馬鹿のひとつおぼえ」のようで弊害の方が大きくてあきれ果てる。児童館は児童館らしく子どもに分かりやすいことが第一だ。大人の論理で機能、機能というなかれ。子どもに分からぬ機能など結局役に立たぬ。。
 子どもには愛情ーそれが児童館の中にあふれている。児童館とはそういう姿でなくてはならない。そういう児童館であったこの宮城県中央児童館が、そうであり続けるように守ろうではないか。