今日は成人の日。
成人は、筍から立派に成長した“成竹”にも似て、まさにこれからがスタート。
青年たちよ、竹のように
地下茎をしっかりと這わせ、
すっくと立って、颯爽とした気品を保ち、
その弾力ある撓(たわ)みで、しなやかに世の中を乗り切り、
・・・てな、自分には出来なかったことばかりを思い浮かべながら、
墨絵によるスケッチ(書道用半紙の裏側を使用)をしてみました。
我が家のベランダに置いている黒竹(くろちく)です。丈は2メートル弱。
数年前、郷里の実家から株(地下茎)分けしたものです。
ところで、この“成竹”なる用語、“立派に育った竹”という一般的な用語として使っていますが、
これについて新たな発見。
手許の電子辞書・広辞苑に“せいちく”と入れると“成竹”とでてきますが、この意味が面白い。
そこには、この一般的な意味には触れてなく、中国の故事からとして次のように記されています。
(画家が竹の絵を描こうとする時は、まず完全な竹の形を思い浮かべ、それから筆をおろすという意から)
「かねての考案。前もって心中に描いている計画。成算。」とあります。
ことをなすにあたっては、計算し尽くされた、周到な準備をしておく、というニュアンス。
“胸中に成竹あり”というようにも使われるようです。
さて、今回、自分がこの竹の絵を描くにあたってはどうだったか。
ほとんど成竹なく描きだし、失敗してはまた成竹なく描き・・・、結局、数枚目に出来上がった分の一枚がこれ。
自分のダメさ加減を、成竹の絵を描きながら、そして成竹の用語を調べながら知る、この皮肉。 嗚呼!
成人は、筍から立派に成長した“成竹”にも似て、まさにこれからがスタート。
青年たちよ、竹のように
地下茎をしっかりと這わせ、
すっくと立って、颯爽とした気品を保ち、
その弾力ある撓(たわ)みで、しなやかに世の中を乗り切り、
・・・てな、自分には出来なかったことばかりを思い浮かべながら、
墨絵によるスケッチ(書道用半紙の裏側を使用)をしてみました。
我が家のベランダに置いている黒竹(くろちく)です。丈は2メートル弱。
数年前、郷里の実家から株(地下茎)分けしたものです。
ところで、この“成竹”なる用語、“立派に育った竹”という一般的な用語として使っていますが、
これについて新たな発見。
手許の電子辞書・広辞苑に“せいちく”と入れると“成竹”とでてきますが、この意味が面白い。
そこには、この一般的な意味には触れてなく、中国の故事からとして次のように記されています。
(画家が竹の絵を描こうとする時は、まず完全な竹の形を思い浮かべ、それから筆をおろすという意から)
「かねての考案。前もって心中に描いている計画。成算。」とあります。
ことをなすにあたっては、計算し尽くされた、周到な準備をしておく、というニュアンス。
“胸中に成竹あり”というようにも使われるようです。
さて、今回、自分がこの竹の絵を描くにあたってはどうだったか。
ほとんど成竹なく描きだし、失敗してはまた成竹なく描き・・・、結局、数枚目に出来上がった分の一枚がこれ。
自分のダメさ加減を、成竹の絵を描きながら、そして成竹の用語を調べながら知る、この皮肉。 嗚呼!
今夜24:00より BS-1 「世界ドキュメント・グローバル化する食料」「食料増産へのチャレンジ」
1月11日(火)0:00 第一回 変わる企業型農業のアメリカ
1月12日(水)0:00 第二回 不毛の土地がよみがえる オーストラリア
TPPを考えるご参考に。