古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

佐渡 雨の竹林(水墨画)

2019-10-28 07:00:29 | 墨絵(墨絵風 )

今月初め佐渡に初めて旅しました。

新潟港から両津港まで高速船ジェットフォイルで渡った後、

同港からバスで島北端・二ツ亀へ東海岸沿いを行く際、

左側(大佐渡山地の山麓)には、雨に濡れた竹林を多く見かけました。

佐渡の名物とかで、とりわけ当地の竹林は、能登半島の松と同じく、

日本海の風雪に耐えた風格を感じたことでした。

本作は、車中夢中で撮った写真をベースに、これを白黒で描いてみたものです。

何でこういう地味なものを描きたくなるのか、自分でも分かりません。

とにかく私は雨でしっぽり濡れた竹林が大好きなようで、

「雨上がりの竹林」(2010.5.13)ほか数枚を描いています。


紙はホワイトワトソンという水彩紙。

この厚手の紙に水と墨とを垂らしこみ・・・しばしそこにできる模様を俟つ

・・・紙と墨と水と時間の合作・・・そんな一枚です。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« それぞれの書家の「天地人」... | トップ | 佐渡 尖閣湾 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mori)
2019-10-28 07:14:05
私が、ウォーキング中に見る竹林とはやはり一味違った感じがします。厳しい風雪に耐えた感じが良く出ていると思います。全般に同じように成長するのではなく、外側の竹と中で育った竹とでは風雪の厳しさが違うのだろうとか、根の張り方もこの辺の竹とでは違うのかな~とか色々想像してしまいました。
返信する
Unknown (サガミの介)
2019-10-28 07:51:19
佐渡への旅も絵心で更に楽しく、しかもシブい竹林にも心を留める・・・、見習いたいけど出来ない、敬意を表すのみです。
この作品を表す言葉は作者の「紙と墨と水と時間の合作」以上の表現はないと思います。
佐渡の作品、まだ描かれているのかなと楽しみです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

墨絵(墨絵風 )」カテゴリの最新記事