花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

イザベラバードを  高橋克彦と赤坂憲雄が語る

2009-03-18 18:33:30 | Weblog
 
 「日本奥地紀行」のイザベラ・バードを語る。仙台文学館で高橋克彦と赤坂憲雄が対談した。
 昨年から楽しみにしていた。友人A氏と二人で聞きに行った。会場は予約で満席だった。
 明治10年当時の日本に、よく西洋人の女性一人が旅をできたものだ。また、東北地方から蝦夷地(北海道)と日本人でも大変なところをよく歩いたものだ。
 通訳の20歳の青年伊藤がこの旅を忠実に案内してバードの業績に貢献した。
今回お二人の共通したバード像は「日本をスパイするための旅だった」と結論づけた。維新後まもない東北・北海道の文化・習慣・自然等を緻密に描写したこの本はやはりすばらしい日本文化を西洋に紹介したものだと思う。
 それにしても皆さん勉強してますねー。



英国大使館から三宅坂

2009-02-11 10:29:39 | Weblog
 東京の心臓部に近い、イギリス大使館は千代田区一番町1番地にある。
半蔵門のすぐ前だ。1859年以降外交団をおいている。タクシーの運転手が公園で休んでいた「この敷地の周りを歩いただけで相当の距離ありますよ」と言っていた。
さすが大英帝国・エリザベス女王の威信はいまでも絶大。
 三宅坂方面に歩くと、国立劇場・最高裁判所と並んでいる。ここのお堀端も桜のころはすばらしい。








山岳博物館 大迫町

2007-07-28 14:27:18 | Weblog

 北上山地のほぼ真ん中にある大迫町は、早池峰山の登山口である。ワインの産地でも有名で「エーデルワイン」のブランドはワイン通には知れている。ここに地味だが内容のある山岳博物館がある。 
 登山を趣味にしている方なら興味深い山の歴史を展示している。スキーやアイゼン・ピッケルなどその歴史がとても興味深い。
 また、植村直巳の愛したピッケルの展示もしている。ハヤチネウスユキソウはエーデルワイス(ヨーロッパ)に一番の近似種である。
 エーデルワイスクラブの坂倉登喜子さんの展示もしていた。世界中のエーデルワイスのコレクションが展示されている。エーデルワイスとは、ドイツ語で「高貴な白さ」を意味する。映画サウンドオブミュージックの中のジューリーアンドリュースの「エーデルワイス」はとても思い出深い。