「日本奥地紀行」のイザベラ・バードを語る。仙台文学館で高橋克彦と赤坂憲雄が対談した。
昨年から楽しみにしていた。友人A氏と二人で聞きに行った。会場は予約で満席だった。
明治10年当時の日本に、よく西洋人の女性一人が旅をできたものだ。また、東北地方から蝦夷地(北海道)と日本人でも大変なところをよく歩いたものだ。
通訳の20歳の青年伊藤がこの旅を忠実に案内してバードの業績に貢献した。
今回お二人の共通したバード像は「日本をスパイするための旅だった」と結論づけた。維新後まもない東北・北海道の文化・習慣・自然等を緻密に描写したこの本はやはりすばらしい日本文化を西洋に紹介したものだと思う。
それにしても皆さん勉強してますねー。