花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

奇岩 巨石の続石 遠野

2008-03-31 21:39:11 | 自分だけの自然遺産

 この巨石はどんな目的で、こんな山の足場の悪い山の中に組んだのだろうか。いつごろからあるのか。
弁慶の昼寝場と立て看板にあったが、たぶん宗教的な意味があるのではないか。
人の力の及ばない宇宙的なパワーが潜んでいるのかも.
朝の八時すぎに来てみたが、この空間だけは異様な時間が流れている感じがした。
 
 


  







蕃山連嶺完全縦走 西風(ならい)蕃山から白滝不動尊

2008-03-27 19:20:18 | 宮城の山歩き
 市内に程近いとは思えない「原生林」が残されている。大梅寺から開山堂そして西風蕃山そして萱ケ崎山をまわり白滝不動までのコース。蕃山は麓に生きる人々には信仰の山だった。小さな滝をご神体とした山岳霊場だった。

 

 夏目漱石の「草枕」にもこの大梅寺がでてくる。


 開山堂のなかには雲居(うんご)和尚と磐ニ磐三郎兄弟が奉られている。




 芽吹きまであと1週間ぐらいか。

 あいにくの曇り空でこの後、西風蕃山でラーメンと熱いコーヒーを沸かして飲んだ。その後春の雨に当たった。



鉄塔が走っている。

 カモシカのフンかも

 シュンランが日当たりのいい斜面に2輪かわいい花を付けていた。嬉しくなった。







最後にここの白滝不動まで降りてきた。錦ケ丘団地のはずれでなかなかわかりにくい。11時にあるきはじめて2時に着く。山全体が芽吹く寸前というところかな。

 光通信発祥の地 東北大片平 旧仙台高等工業専門学校

2008-03-23 17:31:24 | 西洋建築
インターネットが当たり前の世の中だが、仙台市の中心に「光通信発祥の地」がある。東北大学片平キャンパスの旧仙台高等工業専門学校の跡地にその碑がある。
 ここは少年の頃セミ取りなどよく遊んだ場所だ。また昭和の建物など古い建築がそのまま残っている。散歩のコースにしているが、とても街中にいるとは思えない。静かで落ち着きがある。












 

 




芭蕉そして子規も 歩いた「信夫文知摺」

2008-03-09 10:35:52 | 自分だけの自然遺産
早春の福島路は前から気になっていた「文知摺」史跡。国道4号線福島市内に入ると、奥の細道の標識がでている。今回は時間もあり訪ねてみた。
思いのほかいいところだった



 文知摺石は小倉百人一首にも詠まれてる。後世、この地を訪れた松尾芭蕉も「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」と一句したためている。
 明治26年夏、正岡子規が訪れ「涼しさの 昔をかたれ 忍ぶずり」の句を残す。
芭蕉と子規が訪れた地というだけでわくわくしてしまう。
当日は「もちずり美術館」に福島県知事もプライベートで見学に来ていた。
 美術館の説明をボランティアの女性がしてくれた。「秋も紅葉が綺麗ですよ」と美味しいお茶とここで取れた梅干を出してくれた。
午後の日差しが柔らかに差していた。なんだかとても豊かな気分になれた。
 






花見山公園 ロウバイとマンサク 梅 吾妻の山並

2008-03-02 19:24:40 | 四季の草花
 福島市の郊外にある、花見山公園は春の訪れを迎えてる。
写真家秋山庄太郎がこの山の存在を広く紹介した。花木農家が10軒この山で花の出荷をしている。 この日はロウバイが見ごろで、マンサクは花芽が吹き出したばかりだ。梅も咲きかけていた。雪を抱いた吾妻連峰と花のコントラストがいい。
 来週あたりはだいぶ人出がありそうだ。

   


    

三陸 五葉山 真冬の鹿肉

2008-03-01 15:20:12 | グルメ
 
 三陸の山々はシカの生息地で知られている。室根山や五葉山の山麓でも相当な数が見られる。伝統的にこの地域ではシカが食卓に出る。
 今回も知り合いから連絡が入り、ご馳走になった。さっぱりしていてクセがない。私が食べたものは少し堅かった。シカ刺しもいいらしい。