花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

仙台蕃山から太白山 禅寺 大梅寺

2007-06-21 21:20:42 | 東北の山歩き
 仙台の西部に里山の自然を残す蕃山は、かつて開発の渦中にあった。自然保護の人々が守った。貴重な植物や野鳥の生態系がいま100万都市の中に共生している。
大梅寺も歴史ある禅寺で夏目漱石の「草枕」の中にも出てくる。子供達とハイキングコースとして楽しんで見てはどうか。



 頂上からは太平洋が望め、真向かいに太白山が迫っている。




 参道にはいろいろな表情の羅漢像があり楽しめる。

ハリストス正教会 大船渡市盛町 司祭ニコライと菜の花の沖

2007-06-21 09:01:08 | 西洋建築
 三陸の町に趣きのある西洋建築があった。ハリストス正教会で北の港町でなぜと思った。世界史的にはギリシャ正教会でハリストスとはギリシャ語でキリストの意味がある。
 1861年北海道の函館に司祭ニコライが伝道を始めた。その後仙台・佐沼・気仙沼・陸前高田と布教する。本部は神田御茶ノ水のニコライ堂である。このニコライ堂は御茶ノ水の駅前にそびえていてとても雰囲気があって私は好きなロケーションだ。 この函館に布教として教会を建てた時期と司馬遼太郎著「菜の花の沖」の高田屋嘉兵衛がダブって見える。江戸後期ロシアとの友好を切り開いた、気骨あふれる姿とも重なる。ハリストス教会の建物を見てまわるのも面白そうだ。


 国道45号線の町の中にある。100年以上の歳月が流れている。


 神田御茶ノ水のニコライ堂と同じ教会だとは布教の歴史をひも解いてみようか。


 正面入り口に歴史的な事柄が書いてあった。


 この建物は御茶ノ水のニコライ堂。

ピラカンサ 仙台卸商団地 繊維街に咲く

2007-06-09 12:44:47 | 四季の草花
白い花をこぼれんばかりに付け、6月の青空に輝く。仙台卸町の繊維街の一角にこの大木がある。30年ぐらいたつのだろうか。
 秋には真っ赤な実を付ける。渡り鳥など大群でこの実を突付きに来る。
 綺麗なものにははトゲガあるとの格言通り幹には鋭いトゲがある。
 私はこの時期の仙台をこよなく愛している。




仙台卸町 繊維街にヤマボウシ

2007-06-09 12:33:58 | 四季の草花
 仙台市の街路樹100選にも選ばれている仙台卸町。その繊維部会にヤマボウシが今見ごろ。ゆりの木やハナミヅキに加えてヤマボウシも何本かある。
 よく山に登ると白い花を付けたヤマボウシを見かける。汗をかきながら登りふと休んだ時に見るこの花はとてもすがすがしい思い出がある。
街路樹ではめずらしいかもしれない。