花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

渋民村 啄木 代用教員時代

2008-11-11 18:36:26 | 地元学
 晩秋の岩手路 渋民村は今の盛岡市玉山区に啄木記念館と併設して代用教員時代の小学校が移築されている。本当になつかしい木造の教室で当時を想像させてくれる今にも冬一番到来の寸暇を燃え滾る紅葉で迎えてくれた。
啄木も賢治も早世の文学人だった。
 南部藩は明治以降偉大な人脈を排出している。藩の教育とこの風土が育てたのだろう。

 

 

 

 

 

 

姫神山おそい秋

2008-11-08 14:05:04 | 宮城の歴史遺産

 仙台から北上して盛岡市に入るころ、右手に左右対称の独立峰が見える。
なんとも女性的な山容なのだ。
 その名も姫神山なんと美しい響きなんだろう。初めて聞いたときから気になっていた。この地には何回も足を運んでいるが、不思議と登らなかった。
今回はおそい秋を探しに足を踏み入れた。

 
 午前は風と雨が激しく山頂は霧でなにも見えなかった。本来は岩手山や早池峰山が見える、最高のポイントなのだが残念だった。下山してから晴れて悔しい思いをした。


 登山口はキャンプもできる広々とした草地だった。




杉林の登山道はしっかりした根が歩きやすいように張っていた。


 このコースの由来にもなっている、一本杉で周りの杉とは幹周りの太さがぜんぜん違っていた。300年から400年ぐらいのものかもしれない。



山全体が花崗岩で覆われている。侵食から取り残された、古い地層なのです。