花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

小藩のたたずまい 上山藩 武家屋敷

2007-11-10 17:48:16 | 温泉
 上山藩は羽州街道の要所で山形藩と米沢藩の間にあった。温泉地で城下町で宿場町と当時のにぎわいがしのばれる。
 お城の周りにいまだに武家屋敷が息づいている。玄関には「自由にお入りください」と書いてあり、生活しているにもかかわらず気軽に見せてくれる。
 水琴窟という風流なものも庭先にあり、小藩のたたずまいがとても私は好きになった。藤沢周平の小説に出てくるようなかやぶき屋根の屋敷が何軒も並んでいる。
 東北の小藩を見て歩くのも楽しい。