僕は、戦争を知らない世代第1号デス。
1945年、昭和20年生まれ。
僕が、「戦争」を考えた最初は、「ヴェトナム戦争」でした。
大学5年生、23才。
早稲田祭での展示写真を見て・・・・。
ヴェトナム少女が、裸で、泥まみれで、血を流して、戦火の泥道に、佇んでいる写真。
次は、ゆりはじめ、という方と出会ったこと。
今、75才。
僕より、8才先輩。
ゆり,さんは、僕が生まれた齢、1945年に、父親、おじさん、お兄さん を、亡くした。
「あしたの雪」という自著で書かれている。
ゆり、さんから頂いた本。
10年前から 「現代文学の窓」という、僕が参加している「読書会」で、知り合った作家・文芸評論家の方だ。
そして、「海ゆかば」。
4年前、TVで見た風景。
神宮球場。学徒出陣。
刃をつけた拳銃を肩に背負った戦争に出陣する大学生の行進。
球場で、出陣を送る人達、数万人が歌った歌、「海ゆかば」♪
僕はその、唸るような、叫びのような、「海ゆかば」の大合唱を聞いて、涙が出た。
なんだ!これは・・・・・!!!
いつか、この歌「海ゆかば」を歌えたらなあ・・・と思った。
うみゆかば みずく かばね
やまゆかば くさむす かばね
おおきみの へにこそしなべ
かえりみはせじ
調べてみたら、作詞が、大友家持が「万葉集」に書いた詩だ。
上の写真は、僕が、デイケアで歌うために書いた歌詞と楽譜デス。
コードは、自分で、ギターを弾きながら、探したコードです。
♪
やっと、歌った。
メロデイーが、ドラマチック、だ。
心の琴線に響く。なぜか。
作曲は、信時潔、という方だ。
♪
なぜだか、
早稲田の栄光
慶応大校歌・北大校歌・立教大校歌
明治大正期の、寮歌・・・・・・♪
の空気だ。
涙。
。。。。。。。。。。。。
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