一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

一週を振り返って。

2005-08-02 03:41:32 | Weblog
8月。
青い空に、もくもく昇る白い雲。せみ時雨。ひまわり、朝顔。
夏、だ。
 先週は、毎日出かけた。有楽町の読売ホールへ。
近代文学館主催の「夏の文学教室」。去年のテーマは「青春」、今年は「愛」。
10人の小説家と1人の詩人が、話した。それを聞いた。
島田雅彦、藤田宣永、重松清、津村節子、三田誠広、北村薫、荒川洋治、玄侑宗久、高橋源一郎、黒井千次、高樹のぶ子。
 すごいメンバーだ。皆、芥川、直木賞受賞者。このレベルの作家たちの話が、一週間で聞ける機会は、そうない。
初めは、冷やかし半分、落語でも聴くつもりの気分転換のつもりで出かけた。一応、ちゃんとネクタイ締めて。
 しかし、やはり、流石だ。話の随所に、創作の、表現の、ヒントが、ある。
結局、電車に乗って帰ってくるときは、お土産を一杯もらった子供みたいに、うきうきして、帰ってきた。
 今週は、机に向かって、お土産を開いて、みよう。雲の上の小説家大先輩の話を、殴り書きしたメモを、もう一度、読み返して、整理しておこう。
 そして、僕の、今たっている地点から、また、書き始めよう。
 閉めて、講座料は1万円、交通費5千円也。
考えてみると、話をした小説家先輩は、ほとんどが、僕より若い。
まあ、小説を書き始めたのは、僕より、随分前だから、当たり前だ。
年じゃない。
人生の真実を、どれだけ描けるか、だ。読んで、面白いか、元気が出るか、涙するか、腹を抱えて笑えるか・・・だ。
先輩諸氏の話のエキスを、しっかり吸い込んで、僕らしいのを書こう。
 
 大学時代の友人が、本を出版した。
「40歳からのキャリア戦略」-あなたの不安を展望に変えるー、という本。
その出版記念講演会に呼ばれて行った。
彼は、仙台で、文章の書き方塾を経営してきた。
 僕は、30年間、高校の英語教師をしてました。
担任をした僕の教え子は、一番年上が、45歳、一番若い子たちが、23歳です。
英語だけを教えた教え子は、50歳、かな。
 だから、友人が書いた内容は、僕も、教え子に、考えてほしいと思う内容でした。1冊1400円。
僕は、ノウハウ本は書かないつもり。小説、詩、エッセイで行く。
だから、この本を、教え子に薦めよう、と思う。
 ちなみに、著者は、沼波正太郎氏。出版社は「薪水社」。
 僕の、愛する教え子諸君よ、男子も女子も、一読してみてくれ!
きっと、参考になる。

 僕は、今年、マンションの役員をやっている。
町内会担当。30、31日の土日、は町の祭り、でした。「納涼祭」。
夕方6時から9時まで、近くの小学校のグランドで、ヤキトリ露店の手伝い、で、「いらっしゃい!ヤキトリ一本60円、」声を張り上げ販売しました。ねじり鉢巻で。
 15年前、やはり、町内会担当をやったことがあった。
隣の5歳の息子が、祭りのグランドでキャーキャー走り回ってた。
彼が、二十歳になって、喉仏から、低音の声で「お疲れ様」なんて声をかけてきた。
 そういえば、この町に来て、19年、だ。
僕の人生で、一番長い時間、暮らした場所になった。
 おまけに、1週前のマンション「草刈り」が、雨天のため1週順延になり、日曜日は、朝から、草刈り、が重なってしまい、大忙し。
 
 僕にとっては、眼の回るような、でも、充実した一週間でした。
朱色の筆で、日記を書く暇もなく、日曜日を終えました。
 
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「筆とペンとパソコン」 | トップ | 情けない! »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそうですね (グラファー)
2005-08-02 23:03:54
一平さん、毎日楽しそうでうらやましいですね、少々夏ばて気味です、明日は早出ですのでこれでお休みします。ではまた
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事