一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

「筆とペンとパソコン」

2005-07-25 01:43:03 | Weblog
 日曜日は、赤色で日記をつける。ペンなら、赤インク。筆なら、朱色の墨汁。
ちなみに、土曜は、青か緑色。ウイークデイ(月ー金)は、黒色。
ほとんど、筆で書く。
日本人が、筆で書かなくなったのは、明治ごろからだから、150年ぐらい前だ。
それまでは、筆で文字でもなんでも、書いていた。僕の親父の親父、いや、親父の親父の親父は
確実に、筆だ。高々、2-3代。
僕の祖先は、1500年あまりの間、筆を使ってた。
筆で、文字を書くのは、気持ちがよい。なんともいえない、感触。何で、筆で日記を書くようになったのか、よく分からないが、きずいたら、筆だった。何でだろう?
 坂本竜馬が姉に当てた手紙の直筆を見たことがある。竜馬の筆の息使いが、伝わってくる。絵入りだ。信長、秀吉、家康、の筆の直筆も見たことがある。武蔵のも。剣の使い手の文字は、なんだか、僕らより、切れ味がいいような感じがする。
筆で、日記をつけながら、200年前の、500年前の、1000年前の人も、こうやって、文字を書いていたんだ、と思うと、なんだか、不思議な気持になる。
筆使いを通じて、遠い昔の人とつながってるような気がしてくるから、不思議。
日々の日記は、筆で書き、小説の下書きはペンや万年筆で書き、仕上げは、パソコンのキーを打つ。メイル、ブログ、も、やっぱ、パソコンのキーを打つ。
 筆使いの呼吸で、150年前までの人たち、を感じ、ペンや万年筆で書く感触で、明治以降の人たちを感じ、パソコンのキーを指でたたくと、現代の闇に向かう。
 片手の親指、人指し指、中指で、筆やペンを握って書く、のと、10本の指で、キーをたたくのとは、かなり、動かし方が違う。かなり、じゃない。まったく、違う。
 でも、ろれぞれ、味がある。筆の味。ペン、万年筆、鉛筆の味。パソコンの打つ味。
今日も、朱色の墨汁を筆にちょいちょい付けて、日記を書いた。
さ、明日から、黒で。
朱色で、書く日記はどんな日記になるだろう。
Good night!
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