コックさんが高い帽子を被る理由?
コックさんに限らず、調理人の多くは帽子を被っている。料理の中に髪の毛が
落ちないようにするのはもちろんだが、
コックさんだけがあんなに背の高い帽子を被っているのには理由がある。
実は、18世紀にフランスに実在したアントン・カーレムというコックさんの、
ちょっとした気まぐれから始まったことなのだ。
ある夜、彼のレストランにとても背の高い白くシルクハットを被った客がやって来た。
それを見たカーレム氏は、その帽子がひどく気に入ってしまった。
そして、さっそく次の日から同じような白くて背の高い帽子を調理場で被る
ようになったというわけだ。
当時、カーレムさんはコックとしてとても有名だったため、その帽子がたちまち
フランス中のコックさんの間に流行った・・・という説。
もう1つ、近代フランス料理の神様といわれているオーギュスト・エスコフィエ氏が
背が低かったので、調理場で自分の存在を示すために、
一際背の高い帽子を被ったという説もある。
ちなみに、帝国ホテルでは後の説を称えているようだ。
今日の花 もみじ
花ことば 遠慮
☆ 今 日 の 一 言 ☆
他人と自分を比べて
優越感や劣等感を持つのはくだらない他人指向
大切なのは自己志向
詩文が満足して
自分が納得すればよい
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