最近、コラーゲンという言葉をよく耳にする。コラーゲンは美容によいなどといわれ、
それを配合した化粧品や、飲み物、栄養補助食品が売り出されている。
コラーゲンはタンパク質の一種で、人間や動物の皮膚、内蔵、骨など、ほとんどの
臓器や器官に含まれていて、細胞の分化・増殖、各種細胞の接着、器官の
形成などの働きをしている。
皮膚のコラーゲンについていえば、それは真皮層の線維芽細胞で作られているが
年をとってくるとその細胞の働きが衰え、コラーゲンの生成能力が落ちて、
皮膚のたるみやシワの原因になる。
そこでコラーゲンを皮膚から補うという発想から、コラーゲン入りの化粧品なる
ものが登場することになるのだが、それを皮膚に塗ったとしても、コラーゲンは
皮膚からは吸収されないらしい。
では飲んだり、食べたりしたらどうなのか?
体内に取り込んだとしても、そのコラーゲンが体内のコラーゲン合成を活性化する
という科学的な裏づけは今のところまだ得られていないらしい。
コラーゲンはもともとからだの中で作られるもの。そのコラーゲンはタンパク質なので
食事からタンパク質を十分に摂取していれば、コラーゲンを作ることが出来る。
今日の花 ざくろ
花ことば 円熟した優美、子孫の守護
☆ 今 日 の 一 言 ☆
しあわせに、なれるかどうかではなく
しあわせと、思えるかどうか
中島未月
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