『お台場』の『台』って何のこと?
お台場は、最近では東京観光の超人気スポットに変身している。
ところでこの土地をなぜ『お台場』というのかご存知だろうか?
1853年7月8日、ペリーを司令長官とするアメリカ東インド艦隊が浦賀港に入港した。
この黒船の来航にショックを受けた江戸幕府は、江戸の町を防衛するために、
品川沖の海上に大砲を備えた人工島を着工した。
このように砲台のある陣地のことを『台場』といった。
特に品川沖にあるものは幕府が建造したため頭に『御』をつけて『お台場』と呼ばれた。
これが現在の『お台場』の由来だ。
ところで、苦心惨憺の末に完成した大砲の射程距離は、黒船のものと比べると
半分以下。かくしてお台場は無用の長物となってしまった。
ちなみに、現在も残っているお台場は3つ。そのうち2つは埋め立て工事のおかげで
陸続きとなってしまった。
海に浮かんでいるのは品川第6台場だけになっている。
今日の花 ルドべキア
花ことば 立派な、正義
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