不動産 雑感
アパートのオーナーさんもいろいろな人がいますが、
何でも自分で行なうタイプのオーナーっていますよね。
たとえば・・畳・襖の交換や壁紙の張替え等を自分でやったり、
あるいは自分でリフォーム屋に発注したり、自分で各業者に分離発注したり・・リフォームに限らず、
更新契約も自分でやるオーナーさんもいます
経費の節約もできるし、得も多いと思います。ただし・・ご自分の知らないところで、
それらの利益を超える損をしている場合があるんですよ。
管理を任せている不動産屋の立場で考えてみると、理解が早いと思います。
町の不動産屋は、アパートの斡旋だけでなく、リフォームの斡旋や管理・更新契約など・・
いろいろな仕事をしているわけで・・
それらの総合的な判断で、管理している物件の貸主を評価しています。
カンタンに言えば、【儲けさせてくれる貸主】か?【ケチな貸主】か?・・の判断です。
不動産屋を儲けさせてくれる貸主は、貸主本人に損があるイメージですが、
不動産屋は、【儲けさせてくれる貸主】を大事にします。空室が発生したら・・
一生懸命に営業して、入居者を探しますよ。決まれば・・仲介料も入るし、
リフォームの紹介料も入るし・・先々の更新事務手数料も当てにできます。
しかし・・何でも自分でやる貸主の物件は・・他の魅力的な貸主の物件より優先したり、
無理して決める気持ちにはなりませんよ。
仲介手数料だけが目的なら・・他社の賃貸物件を紹介しても得られます。・・というか、
そっちのほうが気楽です。
後々の面倒は無いから。(笑)だから、空室が発生した時だけ依頼する貸主って・・
不動産屋から嫌われて・・その結果、別の不動産屋にも声をかけたりするから・・
もっと嫌われて・・アッチコッチの不動産屋に声をかけて・・
何処の不動産屋からも【浮気性でケチな大家】と周知され・・
いつまで経っても、空室が埋まらない・・というのが現実です。
畳替えだの壁紙の張替えだのと、細かい節約をしても・・空室が埋まる時期が遅いと、数十万円の損です。
ま、それも埋まれば・・の話ですけどね。ご用心
今日の花 むぎわらくさ
花ことば 永久に、永遠の記憶
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