最後のほうにあるのに社会記事は何でっていうの?
新聞の社会面は、普通終わりから2ページ目にある。なのに、なぜ"三面記事"と
いうのだろうか?
語源は、明治25年11月1日創刊の『万朝報』(よろずちょうほう)にあると
いわれている。この『万朝報』、当初1枚の紙を2つ折にしたもので4ページしか
なかった。そのうちの第3面に載っていたのが社会面。その後ページが増えても
社会面は第3面にあったため、社会記事のことを"三面記事"と呼ぶようになった
のことだ、 そもそも、この『万朝報』は、政府高官や財界人のスキャンダルを
載せて大人気をほこった新聞。人気のほども凄く、明治28年には、都内の
発行部数第1位を記録。その総数なんと年間2500万部弱だった。ちなみに
2位は東京朝日新聞で2000万部だったそうだから、現代も残っている新聞を
この当時抜いたというわけだ。
特に話題を集めた記事には「蓄妾の実例」なんてのがあったそうだ。明治31年
7月7日から9月27日にかけて1面に掲載されたこの記事は、政治家や作家ら
有名人の"お妾さん"、いまでいう"愛人"を暴露したもの。
相手の女性の住所、氏名、年齢、どんな女性だったかを克明に記述していたそうだ
やりだまに挙がったお偉方は500人ほど!
うーん、今だったら某党の幹事長の愛人を実名で公表したというところか?
今日の花 ねこやなぎ
花言葉 自由、率直
☆ 今 日 の 一 言 ☆
人はその方法を知らないだけで
誰もが幸せになれるようにできている。
斉藤 一人
新聞の社会面は、普通終わりから2ページ目にある。なのに、なぜ"三面記事"と
いうのだろうか?
語源は、明治25年11月1日創刊の『万朝報』(よろずちょうほう)にあると
いわれている。この『万朝報』、当初1枚の紙を2つ折にしたもので4ページしか
なかった。そのうちの第3面に載っていたのが社会面。その後ページが増えても
社会面は第3面にあったため、社会記事のことを"三面記事"と呼ぶようになった
のことだ、 そもそも、この『万朝報』は、政府高官や財界人のスキャンダルを
載せて大人気をほこった新聞。人気のほども凄く、明治28年には、都内の
発行部数第1位を記録。その総数なんと年間2500万部弱だった。ちなみに
2位は東京朝日新聞で2000万部だったそうだから、現代も残っている新聞を
この当時抜いたというわけだ。
特に話題を集めた記事には「蓄妾の実例」なんてのがあったそうだ。明治31年
7月7日から9月27日にかけて1面に掲載されたこの記事は、政治家や作家ら
有名人の"お妾さん"、いまでいう"愛人"を暴露したもの。
相手の女性の住所、氏名、年齢、どんな女性だったかを克明に記述していたそうだ
やりだまに挙がったお偉方は500人ほど!
うーん、今だったら某党の幹事長の愛人を実名で公表したというところか?
今日の花 ねこやなぎ
花言葉 自由、率直
☆ 今 日 の 一 言 ☆
人はその方法を知らないだけで
誰もが幸せになれるようにできている。
斉藤 一人